旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

議会の委員会

2014-01-30 23:51:41 | 日記
午前中は町議会の委員会で、クリニック26年度予算案についての意見交換がありました。

医療機器が十分活用されているか? という質問をいただきました。血液検査機器は役立っていますが、確かに眼底カメラは活躍しているとは言えないので、反省頻りです。

午後は札幌市内のある病院を訪ね、短期研修や家庭医療コラボの話し合いをしてきました。若い先生が在宅医療、看取りに熱意を持っているので感動して帰ってきました。

強制収容所での音楽

2014-01-28 23:49:01 | 音楽
人間の健康をつくり出すものとして、首尾一貫性(ストレス対処能力)が注目されています。

その研究の端緒はナチスの強制収容所を生きぬき、しかも更年期障がいにならずに生活できた人の生き方の秘訣を明らかにしたものです。

イギリスのチェロ奏者が、収容所のなかでクラシック演奏が許されていたことを証言したニュースを見ました。

ナチスの幹部はクラシックの愛好家が多かったとのことです。

音楽を愛する人がすべて善人とは言えませんが、音楽が危機的状況にある人を救う力を持つことは確かです。

平成25年度地域包括医療・ケア研修会

2014-01-24 23:58:55 | ケアマネジメント
上記研修会で、「総合診療医~国保直診の実践から伝える技術と知識~」をテーマにしたパネルディスカッションがありました。



国東市民病院長 籾井眞二先生の司会、名田庄の中村伸一先生、高知大学の阿波谷敏英教授とぼくがパネリストを務めました。

地域医療の現場で学生や研修医に伝えるのは、技術・知識よりも態度。それが一番という方向で議論が進みました。

今後はもう少し行動目標が整理できるとよいのかもしれません。

涌谷町健康推進員協議会設立25周年記念のつどい

2014-01-23 23:32:11 | 地域協働
昨晩は仙台平野にも雪が降りました。庭が白く染まって風流です。うっすらと。

10時から「いっしょにつくろう みんなの健康」のテーマで、25年の変化、講演、グループ討論がありました。

25年。年月の重みと町民の皆様の熱意を改めて感じた時間でした。

参集者は現役健康推進員ばかりではありません。初代会長はじめ先輩たち、なつかしい涌谷の母、姉たちも集まってくださいました。何といってもスタート時点は皆さん燃えていましたし、よく勉強しましたし、アイデアも豊富でした。

議長はじめ議員さんたちも多数集まりました。行政区長さんたちも。をれに北海道大学の予防医学若手研究者が数名。

話はまず保健師から25年を振り返って「涌谷町の健康づくり」の歴史を紹介。

なり手がなくなったと言われている健康推進真。働きながら担当している人は平成15年53%、平成25年61%。この10年は8%の差ですが、スタートした平成元年当時はどうだったのでしょうね?

さてぼくからは

クスリは病気を治せるか

人はなぜ病気になるか  ストレスや社会的病因

これからの健康づくり  健康生成力(生き方) 性格 感謝 人生観 呼吸 からだ 死の豊かさ

など歌付きで1時間少々。

グループ討論も含め、会場一体で盛り上がったように感じました。