旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

認知症見守り隊の可能性

2011-11-09 23:59:51 | 地域協働

京極町では昨年度、認知症の地域ネットワークをつくろうと国診協(全国国保診療施設協議会)のモデル事業をしました。

今年度はモデル事業が無くなったのですが、何とか地域見守り隊を組織しようと考えています。

きょうは社協の駒田さん、保健福祉課長と病院スタッフで話し合いました。

「見守りって、具体的にどうすることなんですか? 参加者にわかってもらえるだろうか」と駒ちゃん。アメフトで鍛えた身体。東北人らしい風貌ですが、なかなか鋭く迫ります。

「監視されてると感じたら、やだわねえ」と事務長。「おせっかいと感じられずに、おせっかいする。じゃまず、自分が認知症になったら、ご近所さんにどう接してもらいたいか、参加者に考えてもらいましょうよ」

今月25日に北海道本別町の飯山保健師に京極町へ講演に来てもらうことになっています。参加者がそれをどう受けとめて、京極町でどう生かせるか、考えてもらう機会にしようとしています。

本別町は認知症地域ケアでは全国のトップランナーです。町民が認知症芝居を演じます。早くから「認知症になっても安心して散歩のできる町」をめざし、住民組織が見守り隊を結成。この安心感が町民を元気にしています。

12月5日には京極の皆さんで話し合いの会を持ちます。