旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

下町区健康教室「だれもができる健康づくり」

2024-02-11 06:23:30 | 住民活動
やあー、ずいぶん久しぶりの涌谷での健康教室です。
65人もの人が集まってくれました。

誰もができる「こころの持ち方」
 人生7勝7敗千秋楽 でも人生は勝ち負けではない「あるがまま、ないがまま生きる」
次に禁煙、なるべく節酒
 喫煙による怖い終末 酒はほどほどなら百薬の長
負けてならない「甘い誘惑」
 疲れた時の糖はよい面と悪い面も
 血糖が高いとうつ病や認知症にもなりやすい
 肥満は伝染する
こころも体も動かしましょう
 心動くのは?  会場から「恋愛」との声あり
 前沢がかかった「ひとめぼれ病」
 スクワット 膝あげ ストレッチ型ラジオ体操のススメ
つながりでつくる安信感(安心・信頼・感謝)
 これからは健診よりもサロン・・・お茶っこしましょう
付録で「救急のかかりかた」

歌(さだまさし 無縁坂)やハーモニカ(ふるさとを皆で合唱)
もありました。

参加者の皆さまどうでしたでしょうか?
質問もたくさん出てうれしかったです。

平区長さん 企画、お骨折り、そしておこころ遣いありがとうございました。
来年度は学生実習でもお世話になろうかな。
よろしくお願いいたします。 

涌谷町の財政非常事態宣言解除

2023-11-11 16:09:15 | できごと
北海道のニュースがつい多くなり、お前はどこで働いているのかとお叱りを受けそうです。
涌谷町ではまだまだ成果をあげているかと問われると、少しずつといったところです。
今回は、涌谷町の明るいニュースをひとつ。
令和5年11月1日財政非常事態宣言が解除されたのです。

涌谷町は平成31(2019)年1月30日に「涌谷町財政非常事態宣言」を発令しました。その理由は「人口減少の影響による自主財源の減少や社会保障費、病院事業等への繰出しが増加している」ことでありました。毎年、町の貯金にあたる財政調整基金を取り崩している状況でした。
令和元年度から令和5年度までを計画期間で「事業の見直し、施設の統廃合、受益者負担の見直しなど」を行うこととしていました。

この結果、「財政調整基金の残高が増加し、財政指標が改善したため、本町の財政状況については、危機的状況から脱することができたものと受けとめ、本年11月1日をもって宣言を解除することといたしました」
本年は令和5年です。カギカッコ内は涌谷町ホームページから引用しました。

病院事業が町財政を圧迫していた大きな原因とひとつでありました。
令和4年4月から事務レベルで改革が始まり、私の赴任後はアクセス(患者さんの受け入れ)の改善。特に周辺医療機関との連携強化などを心がけました。
V字回復になるかどうかはまだ不透明ですが、手ごたえは感じつつあります。
職員の接遇、電話対応なども含め、コミュニケーションのあり方もさらなる改善が求められます。



ご臨終です。北海道地域医療研究会

2023-10-14 20:54:48 | 地域協働
鎌田實先生が看取ってくださいました。
この研究会はやさしい医師に看取られ、幸せな28年の寿命を全うしました。

設立総会は1996年3月16日。初代の運営委員長は行木紘一先生。道東で長く実践してこられ、地域医療の哲学を持っておられました。2001年には先生の実践現場である弟子屈町で全国の地域医療研究会も開催されました。

2代目委員長は齋藤有先生。独特の語り口の政治批判は今でも健在です。バイオリン奏者でもあり、今晩もさだまさしの「精霊流し」を弾いてくれました。感激。

現委員長は池田千鶴先生。足寄町我妻病院の3代目です。先生の祖父に当たられる方が初代院長でした。創業は昭和8年。現在は「ホームケアクリニックあづま」で在宅医療に力を入れています。最愛の夫池田裕次先生を失くされて、大変な中、委員長の務めをしっかり果たしてきました。このたび、研究会の解散を話し合われ、今日の解散式を決断されました。

特別記念講演は鎌田實先生。「地域で命を支える~保健・医療・介護・子ども子育てについて~」がテーマでした。若い時の壁突破のお話から、患者さんである住民との触れ合い、その中での研修医教育、人材育成など最終回にふさわしい、心に染み入るお話でした。

ぼく自身はトークセッションで、研究会とのかかわり、研究会の果たした役割、今後の展開(研究会のこの形は終了しても、別な形での展開、この研究会の精神は生き続けること)などを話させていただきました。

この研究会を通してかかわりのできた方々との再会。ドクターでは宮澤一裕先生、吉岡和晃先生と今回いろいろお話ができたこと。また教え子、中川貴文先生、木佐健悟先生が参加してくれたこと、とてもうれしかったです。一緒に後志町村地域医療人育成協議会、羊蹄山麓地域ケアネットワーク研究会など取り組んできたからです。

人口の変化、医療介護従事者の減少など時代の波は押し寄せてきますが、会員であった皆さまが地域でのミッションを成し遂げられるようにお祈りしたいと思います。

さようなら。また会えますね。解散は次の扉を開くためです。

夕張市立診療所供用開始記念式典と乱舞の夜

2023-08-08 19:25:18 | 夕張
2023年8月5日10:30AMより記念式典が開かれました。主催者は厚谷夕張市長と豊生会星野理事長。
公設民営ですから、メインは夕張市です。

移転まで働くと言っておきながら、涌谷町に移り、夕張市民を裏切ったぼくにも招待状が届きましたので参加しました。
感無量です。

夜は夕張祭りで65分間 夕張阿保踊りを診療所の仲間と一緒に踊り狂いました。
観客席からは「せんせー。がんばってーー」という声援を何度もいただき、踊り続けたのであります。
倒れずに生きておりますぞ。
4年ぶりのお祭りでした。
うーん。夕張市民になり切った一日でありました。

涌谷の桜

2023-04-06 09:05:14 | 日記
涌谷の桜もほぼ満開です。例年より2週間早いのではと思います。

転勤して早2か月。一つ歳が増え、新年度を迎えました。
病院は新院長を迎え、常勤医1名、それに臨床研修医も参加して雰囲気が変わりつつあります。

新年度挨拶ではスタッフに3つのCをお願いしました。自分自身への戒めでもあります。

患者さん、利用者さんとの出会いのChance(チャンス)、勉強のChanceととらえ、
やさしく丁寧にCommunicationをはかり、
どんな場面でも自分をControlできるスタッフになりましょう。

1988年医療福祉センター開設のころ、かわいい桜の苗木をたくさん植えました。
35年を経て成長し、見事に咲き誇っています。
センターの活動も住民の皆さまに喜んでいただけるものにしていきたいと思います。