旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

閲覧数30万回突破

2013-02-28 23:56:33 | 日記
閲覧数が30万回を越えました。たいへんありがたく思います。お会いしたときに「ブログ読んでます」と挨拶されるとうれしいような、恥ずかしいような…。

シャイだと言われるぼくの自己表現にお付き合いいただき、ただただ感謝申し上げます。

地域ケア会議の持ち方

2013-02-19 23:39:46 | 地域協働
1月はお休みだった地域ケア会議が開催されました。以前は症例の簡単な報告が主だったのですが、最近は会議のあり方を検討してきました。

厚労省は地域ケア会議の5つの機能を示しています。

1.個別課題解決機能
2.ネットワーク構築機能
3.地域課題発見機能
4.地域づくり・資源開発機能
5.政策形成機能

大きくは個別ケースの検討、地域課題の検討をするように提案されています。

これらを地域包括支援センターが担うのはかなり重いですね。

きょう出た案は毎月会議を開催し、各団体の状況報告と事例検討を交互にやってはどうかというものでした。

さて、明後日も保健・医療・福祉連絡会で引き続き検討です。

ひまわりちゃん実習

2013-02-18 23:29:37 | 教育
北大医学部2年生の「百海(どうかい)ひまわり」さんがきょうから4日間ひまわりクリニックで実習です。

北大医学部では20年以上前から、ECE(Early Clinical Exposure;早期臨床演習)を実施てきました。ぼくも北大在職中は10年ほどこの演習の責任者を務めました。医学学習が目的ではなく、医療に現場を体験し、医学学習の動機づけを目標としています。

ひまわりちゃんは札幌生まれ、全国を転々として中学高校時代は岐阜に住んでいたそうです。命名はご両親。お父さんは植物が好きで草木とお話ができるそうです。お母さんは北海道の花畑を想って命名してくれたのだそうです。

さて、どのような実習になるでしょう。


盛岡フォーラム2日目

2013-02-17 23:49:54 | 学会活動
ゆうべは懇親会も大いに盛り上がりました。岩手の地酒もなかなか味わい深かったです。

さてフォーラム2日目はまず厚労省老健局振興課長朝川知昭氏の登壇です。ケアマネジャーへの期待を語ってくれました。介護保険財政から研修の問題まで幅広く語ってくれましたが、ケアマネジャーの研修の問題には特に力が入っておりました。

「現場での実務研修」は主任介護支援専門員のいるいないによって方法の工夫が必要であるというものです。現在主任介護支援専門員は37,000人、実力差が大きく更新研修のあり方も問題です。

ケアマネジメント学会が取り組んでいる研修研究も、まさにこの問題に方法論の提案をしようとするものです。

地域ケア会議も持ち方によってスタッフの資質向上につなげることができるのです。

白澤政和先生は「これからケアマネジメントのめざすもの」で30年前にすでに地域ネットワークの枠組みを考えていたとのことでさすがです。地域包括ケアシステム実現のための地域ケア会議は支援困難事例の検討会と代表者会議から成り立つというのも分かりやすいお話でした。

シンポジウムはきのうにつづき沿岸部の方々の困難克服のお話。頭が下がります。白木さんからは研修のあり方にすっきりした提言がありました。全国展開が望まれます。

ぼくにとっても勉強になった2日間でした。