きょうは養護老人ホーム慶和園の職員勉強会でした。
勉強会は2回目で、きょうのテーマは「職場ストレス対応」。
職場環境全般によるストレスよりも、人間関係によるストレスに焦点をあててみました。
介護現場には三重のストレス源があります。入所している高齢者もいろいろ、苦手な人もいるでしょう。施設スタッフ間も問題が起きやすい。施設の外の人、すなわち医療関係者や行政、住民などとの付き合いもあります。
場合によっては三重苦になります。
苦手、馬が合わないという人から、クレーマー、モンスターといわれる人まで、どう対応したらよいのでしょう。
日本の心理療法の大家、故河合隼雄先生は、そういう人のどのような点でもよいから好きなることを勧めています。それがどうしても見つからなければ他の人に対応を替わってもらいなさいと言っています。
ぼくはその人の母親を想います。心配してくれているでしょう。
幼き日に不幸があったのかもしれません。やさしさが人を育てる時期に、やさしさが足りなかったのかもしれません。少しだけ期待に応えれば、お互いハッピーなつながりを持てることが多いのです。