旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

CADLを学ぼう 発案者高室成幸氏を招いて

2015-09-26 22:44:32 | ケアマネジメント
第9回の羊蹄地域ケアネットワーク研究会に高室成幸氏を招いて、CADLについて学びました。

ADL IADL について  もっともっと個別性 具体性がないと良いケアマネジメントができないし、真の連携も生まれない。

それを可能にするのが CADL  CはCultureから きています

発案のヒントになったのは 上田敏先生の『ICFの理解と活用~人が生きること、生きることの困難(障害)をどうとらえるか』のようです。

ICFの枠組みより大切なものは  主観的体験

そこに着目したのです。スピリチュアルケアにも通じるものがあります。

テーマは「CADLアセスメントを活かした医療と介護の連携」

高室氏の情熱と対話術で  あっという間の 3時間でした。


寺沢浩一法医学教授ご逝去

2015-09-08 23:19:16 | 交友
突然の訃報に愕然としました。

北大勤務時代、最も親しくしており、ぼくの唯一無二の理解者であり、飲み友だちの寺沢教授ご逝去の知らせを昨晩目にしました。

昨年末から症状があったそうですが、ぼくの部下だった人たちには相談してくれたものの、ぼくには知らせてくれなかった。

それもまた深い友情だったのかもしれません。

心よりご冥福を祈ります。

思い出話はまた、少し時間をいただいて書き足します。


久々に陸前高田市へ

2015-09-05 22:09:17 | 学会活動
心療内科学会の継続事業です。

7月8月は応援してくださる先生方も多く、ぼくは休みました。

来年3月に現在の形は終了することになり、ぼくは今回含め残り4回応援することにしています。

来年4月からは岩手県内の先生が担当されるようです。

復興が進んでいるかというと、盛土作業はそろそろ終了と聞きますが、その上に住宅や商店が立っているわけではありません。

復興住宅は増えてはいますが、家賃が厳しく払えない方々も少なくないと聞こえてきます。

この11日で震災後4年半の月日が流れることになりますが、こころの傷はなかなか消えそうにありません。

復興の応援に来ている人自身が病んでしまう場合もあるようです。仕事の流儀、生き方がますます大切になっています。