旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

大阪で介護支援専門員指導者養成研修

2015-10-22 07:01:28 | ケアマネジメント
平日の出張は辛いのですが、要請されて大阪までやってきました。

介護支援専門員の中堅若手の方々が、学び、教育、指導などの教育理論の勉強とともに、医療との連携に関する指導の仕方、本人と家族の意向が異なる場合のアプローチ仕方・教え方を勉強しました。

皆さん若くて情熱があり、作業への乗りもよろしく活発な勉強会になりました。

天に送る  お詫びと祈りと

2015-10-14 23:14:16 | 診療
久しぶりに  深夜2時50分に携帯が鳴りました。

患者さんが心停止となったとの電話でした。

すぐに駆けつけ、家族が着くのを待ってから 死亡を確認しました。

こころ細やかで 悩みも 症状も 多い人でした。

でもこの10か月、本当の自分を取り戻したように見えたのは ぼくの錯覚だったのでしょうか?

やさしい笑顔がもどりました。

この2か月は苦しいことが多かったですが、気管切開も、胃ろうも、断り  ご主人のもとに逝かれました。90年の生涯でした。

こころからご冥福を祈ります。

広い! 寒い! 遠い! 北の在宅医療を支えるプロフェッショナル

2015-10-12 18:27:58 | 地域協働
NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク  第21回全国の集い in 北海道2015
のシンポジウムに 座長を 依頼され 札幌市立大学の 菊地ひろみ先生と務めました。

表記がシンポジウムのテーマです。雪の季節がどうするかは大問題です。自分の命さえ危険にさらされます。


まさじいゼミナール スタート

2015-10-04 19:05:23 | 地域協働

2日(金)から社協の若手職員中心に表記の勉強会が始まりました。

題して「生き方としてのケア―ケアの情感と倫理を考える―」

通称 まさじいゼミナール

10名ほどの参加で、まずは他己紹介。その後、「連携しやすい人とできにくい人との差はどこにあるか」を議論しました。

人との関わり方の差  ではないか というのがぼくの仮説です。

さだまさし「償い」という曲も聴いてもらいました。ぼくは何十回聴いても必ず涙があふれるのですが、参加者はどうでしたか? 一人ひとりの目を見ることはできませんでしたが、あまり反応なかったのかな?

最後にナイチンゲールの言葉を引用しました。

「つい先ごろわれわれが失ってしまったある偉大な人は、若い人たちが世の中の出て行くときにはいつも、彼らが「博愛の仕事」に携わると否とのかかわらず、貧しい人と個人的な知り合いになるように助言したものである。彼は「博愛」などというものは、つまり実際にはその言葉が意味する人間愛などではさらさらない博愛などは信じていなかった。
人を愛するにはまずその前にその人を知らなければならない。知り合い、友情を抱き、しかる後に愛する、という順序でのみ人は愛に至るのである。
そして、貧しい人の考えや習慣や生活などのついてのきめ細かで正確な知識をもった上で抱く共感から生じる愛は、単なる感情などではなく、積極的で実りある熱情なのである。」
「町や村での健康教育」1894年

羊蹄山初冠雪

2015-10-01 23:14:04 | 日記
ことしは9月29日(一昨日)でした。雲がおおいかぶさっていて、きれいな写真は撮れませんでした。

平年より2日早いそうです。平年は本日10月1日ということですので本日になります。

昨夜はかなり気温も低く、短い秋には別れを告げなければなりません。

季節はめぐり、変わるもの、変わらぬもの、それぞれの事情の中で歩んでゆきます。

人の歩みには後悔がついてまわります。

たいせつなものを尊重した生き方だったか。

寛容は凡庸ではなかったか。

あの山のように愛は動かず生き続けたのか。