旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

日本ケアマネジメント学会inてしかが

2014-11-22 23:22:31 | ケアマネジメント
佐藤珠美さんが実行委員長で開催にこぎつけました。

道東のローカルな町に集まった人が道内外から380人。すごい集客力です。

どうしてこんなに多くの人が集まってくれたのでしょう。

テーマとプログラムがよかったし、珠美ネットワークというのもすごいからでしょう。

「地域包括ケアシステムの実現に向けて~わがまちで、わたしができることを考える~」

そして、ケアマネジャーばかりでなく、行政も他のスタッフも、わがまちを何とかしたいと必死にもがいているからでしょう。


山梨県主任研修応援

2014-11-15 23:22:12 | ケアマネジメント
山梨県甲府市まで行ってきました。主任介護支援専門員研修を2コマ担当しました。

倫理とターミナルケアです。合計6時間のスタミナ勝負です。

一方的な語りでは聞くほうも着かれますので、グループ討論を挟んでの講義です。

38名なので6グループでき、若手が多いので活発に議論が展開されました。

倫理では「日常業務のなかでの倫理的ジレンマ」を出し合い、一つの課題の原因と対応方法を話し合ってもらいました。

ターミナルケアではぼくが準備した事例ではなく、参加者の方が悩んでおられた若年悪性腫瘍の利用者さんへの対応について、話のきっかけづくり、周囲の資源の活用方法を話し合ってもらいました。

ぼくにとっても勉強になる研修会でした。

第3回北海道地域医療教育研究会

2014-11-08 23:12:12 | 地域協働
テーマは「住民による地域医療支援」です。後志地域医療人育成協議会と共催で行いました。

基調講演は島根大学地域医療支援学講座の谷口栄作教授にお願いしました。

島根県での豊富なご経験の中から「医療を支える住民活動のコツ」をお話しいただきました。

①相互理解・・・・学習、意見交換

②目標の共有・・・計画立案と役割分担

③協働・・・・・・それぞれがやるべきことをやる

④無理なく、楽しく、やりがいを感じられるように

⑤続ける

今いる人をだいじにする

単なる手伝いではなく、目的をもった活動

とお話しされました。

他の欠点をあげつらうだけの活動は信頼されないし、長続きしないようです。

今回は古平町、神恵内村、黒松内町など遠方からの参加もありました。

後半はサポートカフェで北大、京極町、岩内の地域医療を考える会からの報告をもとにグループで話し合いしました。

さて、明日からできることは?




大学院授業と谷口栄作教授と明日の打ち合わせ

2014-11-07 23:55:39 | 日記
札幌に移動して札幌市立大学大学院「寒冷地医療」の授業。今年の受講生は2名。

対話をしながら授業が進められるのは良い雰囲気です。受講生同士が熱心に対話しているのはほほえましい。

地域の健康問題の把握について討論しました。

中年男性に対して健康増進への気づきを持ってもらうのは至難の業ですが、コツはいろいろありそうです。解釈なしの事実を伝え、まずは相手の考えを聴くことから始めて良好な関係性を作って、具体的方法を一緒に考える。そのような方向性が見えてきました。

その後は明日の研究会の講師、島根大学の谷口栄作教授と打ち合わせをしました。

プライマリ‐ケア領域ではやや異質な二人でありますが、公衆衛生と地域医療を合わせた分野でいかに住民の力を引き出すか。明日の講演が楽しみです。

町内ケアマネさんたちの交流会

2014-11-06 20:23:24 | ケアマネジメント
18時から26年度第1回の交流会です。

事例検討をしました。9名の方が集まって貴重な意見交換ができました。

転倒リスクのアセスメント、身体不調に対する不安感の内容についてもっと知りたいなあと思いました。

確かに医療との連携をもう少しとっていただけたらと思うのですが、医師の側の姿勢も問題のようです。