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この数字をみてどう考えるか インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンでの死亡者数 2021.6.10更新

2021年06月13日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
公になっている数字があります。これはこの数字をどう解釈するか、医者の方でも別れる話になっています。
この数字をみてワクチンは中止すべきと言う人もいますし、患者数を減らすためには必要だという人もいます。

この数値をみてワクチンを受ける人たちがどう考えるかとなったら、テレビや新聞などどんどん手に入れる情報から判断をすることになると思うとこの資料を見て判断すると言うことはほとんどないのではと心配になります。リンク先をたどって、公的機関で出してる数字が、マスコミ等で知らされているかどうか解説されているかを確認するだけでも、自分がワクチンをするかしないかの判断をする上で参考になる数字になればと思います。副反応のあり得ることを覚悟しつつ薬は使用していくことになるのは、どの薬でも同じです。私も副反応を覚悟しながら患者さんや利用者の方々をできるだけ安全な形でフォローできるよう全力を尽くしていくそういう感じです。
新型コロナウイルスワクチンを使うと言うことは、副反応を覚悟しながら使うと言うことです。少ない副反応であればあるほどありがたい。副反応が少しでも減るように、私たち医療従事者はフォローしていきます。

平成30年10月1日から平成31年4月30日まで(6ヶ月)、
5,250万人の日本国民がインフルエンザワクチン接種をうけ、3名の死亡(1)。
令和3年2月17日から令和3年5月21日(3ヶ月強)で、
1,000万人弱の日本国民がコロナワクチンの接種をうけ、85名の死亡(2)。
若年層(50歳以下)の死者も10名(12%)存在。
令和3年2月17日から令和3年6月9日(4ヶ月弱)までで
1550万人強の日本国民がコロナワクチンの接種をうけ、
 196名の死亡(3)。
参考文献
https://bit.ly/3fFkKv6
https://bit.ly/3caN2LD
https://www.mhlw.go.jp/contehnt/10906000/000790071.pdf

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