肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

肝がん検診2019 石狩地区新篠津6月15日 空知地区滝川6月16日 予約受付中 6月20日医療講演 2019.5.22道新

2019年05月22日 | 肝がん検診
 

  ← 医療講演ポスターはこちら
道新さんに告知していただけました。いつもありがとうございます。

肝がん検診のお勧め
脂肪肝から脂肪肝炎肝がんになるかたが日本でも増えてきています。
お酒を飲まない人も要注意の方がいますので自分が気を付けて行くべき状態か是非一度肝臓のチェックをうけましょう。

5.石狩地区 新篠津村 5月15日(水)から受付開始
○検診日時 2019年6月15日(土)午前9時~午後1時(受診者数により変動します)
○検診場所 新篠津村保健センター
 住所 石狩郡新篠津村第47線北13番地
 電話 0126-57-2111(場所の確認用のものです、問合せには使用しないで下さい)
○検診費用 対象者 6,000円(助成制度が適応になる方はその制度の自己負担分)

6.空知地区 滝川市 5月15日(水)から受付開始
○検診日時 2019年6月16日(日)午前9時~午後1時(受診者数により変動します)
○検診場所 滝川市保健センター
 住所 滝川市明神町1丁目5番32号
 電話 0125-24-5256(場所の確認用のものです、問合せには使用しないで下さい)
○検診費用 対象者 6,000円 当日承ります。

以下共通
○検診内容 問診、採血、腹部エコー、肝臓専門医による療養相談
○予約申込 先着 50人
 申込み締切り 2019年5月31日(金)(締め切り後は要電話)
 受診のお勧めの封書が送られた方は返信ハガキで、そうでない方はお電話にてご連絡下さい。留守電の場合は、平日の日中に連絡の取れる電話番号とお名前を録音下さい。後ほどこちらからご連絡いたします。

お問い合わせ先 肝がん検診団 事務局
 電話番号 011-728-1008
 受付時間 午前9時~午後5時 留守番電話対応(土日祝日休み)
受付期間終了後に受診時刻などの記載した予約票、問診票を発送します。問診票は表面のみ記載し、予約票と一緒にご持参して下さい。万が一5月22日(水)までに郵便が届かない場合には事務局にお電話をお願いします。

元気で長生き医療講演 in 札幌
日時 2019年6月20日(木)午後2時から1時間
テーマ
 夏を乗り切る食事と生活 
講師 肝臓クリニック札幌 看護師 金澤文音
 熱中症対策はこれでバッチリ
講師 肝臓クリニック札幌 肝臓専門医 川西輝明
夏に向けて熱中症の対策、食事や生活での注意点をお話しします。
肝臓も元気になる話しなので是非いっしょに勉強しましょう。

場所 水色の木もれ陽 研修センター
住所 札幌市中央区北11条西15丁目2-1
    桑園メディカルプラザ3F
共催 肝臓友の会はるにれ会 肝がん検診団
後援 北海道肝炎患者対策協議会
参加無料 申し込み不要です
問い合わせ先 
肝がん検診団(留守番電話) 011-728-1008

笑いが長生きにつながる!?

2019年05月22日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
笑いが長生きにつながる!?

笑うと体にいいのはもう当たり前って感じになってきているところと思います。
さらにその効果を研究で報告した話しがでていたので紹介します。

山形大学看護学科基礎看護学講座教授の櫻田香氏らは、笑いと死亡や心血管疾患のリスクとの関連を検討するため、地域住民を対象に前向きコホート研究を実施。その結果、日常生活における笑いの頻度が、全死亡および心血管疾患の独立した危険因子であることが示されたというものでした。

40歳以上の1万7,000人超を対象に、前向き試験を実施したもの。
一般集団における毎日の笑いの頻度と死亡率および心血管疾患との関連性を前向きに検討した。声を出して笑った回数を自己申告してもらい、①週1回以上群②月1回以上・週1回未満群③月1回未満群―に分類。毎日の笑いの頻度と全死因死亡率の増加および心血管疾患の発症率との関連を、Cox比例ハザードモデル分析で解析した。

解析対象は、山形大学医学部が牽引する山形県コホート研究の参加者で、毎年健康診断を受けている40歳以上の男女1万7,152人。平均年齢は62.8歳で、男性7,003人、女性1万149人だった。自己申告による笑いの頻度は、週1回以上群が1万4,096人(82.2%)で、月1回以上・週1回未満群は2,486人(14.5%)、月1回未満群は570人(3.3%)だった。

結果としては、高頻度の笑いと死亡リスクの低さが関連していることがわかったと言うことでした。

ようはいっぱい笑う人ほど長生きをするということなんですねえ。
笑う内容も人を元気にすることで笑わせてくれるのがきっといいんでしょうねえ。さ、いっぱい楽しく笑いましょう。

論文はこちら
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30956258