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憲法9条やまとの会主催の「日吉地下壕見学会」に参加しました。
約30名の参加で久しぶりにお会いする方も何人かいらっしゃいました。
初めて「日吉駅」に降りましたが、駅前すぐに慶応義塾大学の立派なポプラ並木がデーンとあるのにはビックリでしたが、東急電鉄が沿線に色々な大学を誘致し、日吉の慶応大学46万m(14万坪)の半分は東急の寄付だったそうです。
この地下壕には大和市平和推進事業の一環として見学会をおこなったこともありましたが、私は未参加でしたので、今回は絶好のチャンスとばかりの参加です。
太平洋戦争の末期、1944年3月、学徒出陣で学生のいなくなった慶応義塾の校舎に海軍司令部が置かれ、サイパン島陥落後の1944年7月に日吉で巨大地下壕の建設がはじまったとのことです。
高校生がプレーするテニスコート横から、いよいよ懐中電灯を持って地下壕に入ります。 40センチのコンクリートで覆われ、常時17度くらいの温度、排水設備も整い、縦横に伸びた広大な地下壕は作戦司令部として実際に使われていたのです。 実際には使われなかった松代大本営の地下壕とは異なりしっかり整備されていると感じました。
近くの日吉台小学校では、毎年6年生がここ自分の街の戦争遺跡を見学・学習するそうです。 頂いたパンフレットも小学生にも解るように書かれいました。
このような戦争遺跡は国や自治体がしっかり管理保存し、後世に伝える責任があるのではないでしょうか。
今は、慶応義塾と市民ボランティアに支えられているのです。
今日、ご案内頂い日吉台地下壕保存会の皆さん、ありがとうございました。