4月27日(日)午後9時から、NHKスペシャル・緊急ルポ貧困連鎖社会・・・女性たちを襲う危機、1日1食、姉妹はなぜ、「出稼ぎ少女の夢」・・・が放映されましたが、私は途中からの視聴となりました。
長い間インターネットカフェに寝泊まりする母娘の話・・・・何で生活保護を申請しないの!?だれも教えてくれなかったのでしょうか。
(NHKにはそこまで追求してほしかった!できないか、しないか?NHKでは・・・)
奨学金を借りて大学を卒業しても、正社員として就職できず、学生時代と同じアルバイト生活、奨学金の返済で、生活に困窮する若い女性、これは今問題になっている奨学金がまさに教育ローンになっている実態です。 彼女が友人と「普通」にくらしたいね。 普通でいいからね・・・・。の言葉が痛切に響きました。とても、恋愛や結婚なんか考えられないと。
翌28日の朝には、「NHKのアサいち」で、①奨学金の滞納33万人!破産も ②増える子どもの貧困、学用品が買えない ③救済策は・・・を見ました。
今晩は、TBSのNEWS23で「子どもの貧困と教育」・・・就学援助制度の基準のなる生活保護費の改悪で、「今年は受けられないかも知れない」と悩むあるシングルマザーの声を取材していました。
また番組は、日本の子どもの貧困率が世界34か国中の24位と明らかにし、岸井さんはじめコメンテーターが世界で24位と6人に1人の子どもが就学援助を受けていることにショックを受けたと述べています。 6人に1人の受給率は17%に当たりますが、大和市では約23%になります。 議会予算審議の中で、ある議員が「大和は審査が緩いのか」的な質問をしていましたが、まさに貧困化なのです。 大和市では、新年度も多くの申請がなされるでしょう。 今年度、対象者を下げないとの答弁がありましたが、来年はどうなるのか、声を上げていかなければなりません。
さらに、国は労働者派遣法を改悪し、”派遣は生涯派遣”としようとしていますが、こんな政治が続いていては社会が壊れます。
政治を変えなければと痛切に思います、その力になりたい。
ただ一つこの番組でホッとしたのが、ある私学進学校の校長が、新たに「入学金・授業料免除制度」をつくり、様々な子ども達がこころおきなく学べるようにしたいと述べていたことでした。