宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

また、幼い命が失われました・・・ベビィシッター問題

2014年03月27日 | 教育、子ども


 横浜に住むシングルマザーが2歳と8か月の子どもを男性のシッターに2泊48時間預けて、2歳の長男が遺体で見つかり、次男も全裸で低体症・・・
当初、何がおこっているのか理解できませんでしたが 事件の全容は警察の調査を待つ以外ありません。
うかつにも、私はベビィシッターの紹介サイトを見たことがありませんでしたし、確かに認可・未認可に関わらず、夜、子どもを預かる施設はほとんどありません。 

横浜市には「保育コンシェルジュ」と呼ばれる「保育相談員」がいて、これは「認可保育園に入れない子どもについて、保護者と当面の保育サービスの利用を一緒に考える人」とでもいいましょうか、ご相談はできなかったのでしょうか。 (そんな状況じゃない!と言われそう・・・)

厚生労働大臣は「インターネットの仲介業者の実態調査をする」と言っており、それはそれで当然のことですが、もっと子ども大切にされなければなりません。

この事件を知って、私は1999年から2000年に大和市で起こった「スマイルマム大和ルーム」事件と同じではないかと愕然としました。 スマイルマムという無認可保育園という密室で、女性園長による乳幼児の虐待死で全国的に大きな関心をよびました。 
当時、無認可保育園の開設は届け出は不要で、この事件を契機に、やっと県への届け出制になりました。 
当時の大和市は未就学児に対する保育園定員割合は7・9%、待機児割合は19・2%で全国最下位クラスでした。

保育園が少ない中、大和駅周辺には、様々な無認可保育園が存在し、いろいろ調査したところ、保育料が比較的安いのがスマイルマムだったそうです。
それも今度の事件と似ていませんか。

「子どもの死亡事故が起きないと制度は変わらない?」では、あまりにも悲惨です。

2015年から始まる「子ども子育て新制度」でも多様な保育要望に応えるためと称して、保育園に格差が持ち込まれようとしています。
なにより子どもが大切にされる社会でなければなりません。 そのために力を尽くしたい・・・・・。





 


 


ブログランキングに登録しています。よろしかったら、↓のボタンをクリックしてください

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村