先日から赤旗新聞の取材を受けています。例の思いやり予算で岩国に米軍住宅を建設することに関して、日本の公的住宅の貧困さ、数の不足などを対比し、理不尽さを検証するためです。
何人かの県営住宅にお住まいのかたを記者さんと一緒に訪問しています。 多分10月の17日の日曜版に記事が掲載される予定ですが、それにつけても、いちょう団地の中層住宅は外付けでエレベーターが設置され、順次改修されていますが、高層住宅は、全くと言っていいほど手が入れられていません。
入居者が入れ替わる時だけ、退去者の責任で改修されるとのことですが、これでは「大家」としての神奈川県の義務が果たされているとは到底言えません。 これでは、せっかくの県の、県民の財産価値が失われることにつながり見過ごしできません。 大和に県会議員はいないのか!!
それにつけても、米軍住宅は至れりつくせりで、日本政府の思いやる先が違う。 派遣ギリにあった労働者が職も住居も失ってホームレスになる事態には冷たい仕打ち、これっておかしいよね。
「思いやり予算」の名前は、このおかしい仕組みをあらわにするので、米軍にとっては都合が悪いと最近になって、米軍が「思いやり予算」の名前をかえてはどうかと言い出しています。