Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

ロシア製のオートバイ・ウラルサイドカー「ギアアップ」。(番外編vol.2988)

2021-06-02 09:42:23 | 日記

知らない人も多いと思いますが、19世紀の終わりヨーロッパでオートバイが生まれた最初の頃って、

元々「商用に使われてた」ため、そのほとんどが「サイドカー」でした。

とは言っても人が乗るタイプじゃなくて「荷台が横に付いてた」ってモノです。

今のレシプロエンジンと違い蒸気機関で動かしてた、恐ろしいほど昔からそうなんですよねぇ。(笑)

それがモータースポーツの発展と共に「2輪化」されて行くのですが、それは数十年後の事で、

そもそもの起源はオートバイって「サイドカー」だった訳です。

で、ウンチクはこの辺までにして、今日は珍しいロシア製ウラルのオートバイ(サイドカー)の「ギアアップ」です。

最近はクルマもそうですが、ロシア製がちょこちょこ国内でも売られるようになってて、

代理店を通して入手する事が可能になっています。

この「ギアアップ」は見た目こそ戦中の時代を彷彿させるデザインですが、

性能はちゃんとそれ以上のものを持ってて、なんと切り替え式の2WDです。

いわゆるクルマで言うところのパートタイム式4WDですね。

しかも超大型バイクによく搭載されてるバックギアも装備されています。

免許は「自動車免許で乗れます」からオートバイの免許は不要、ヘルメットの着用も基本不要となっています。

まぁ、ここはハーレーなどの3輪バイク「トライク」と同じですね。

ロシアのオートバイメーカーである「ウラル」は元々軍事用のオートバイを生産するために作られた国営メーカーで、

この「ギアアップ」に関しても基本構造は生産開始時から80年間でほぼ変わっていません。

ただ、最近の電子制御システムはちゃんと搭載されてて、ABS付きでインジェクション仕様です。

ブレーキは専用のブレンボーを装備し、イタリアのサスペンションメーカーであるビチューボ製の、

ガス圧式ステアリングダンパーを標準装着しています。

また夜間をより明るく走るためにLEDライトを2灯追加しており、

サスペンションは片持ち式スイングアーム式で、ユニットはザックス製。

排気量は750cc、これでお値段が、237万500円~(消費税込)って感じです。

これを高いと思うか思わないかは人それぞれで違うと思いますが、珍しいオートバイである事は間違い無いですし、

とにかく「新車」ですから個人的には悪くは無い気はします。

また、センチ工具でメンテナンスを行えますから国産の工具さえあれば基本OK。

こうゆう「アーミーで無骨なデザイン」が好きな方にはオススメの1台じゃないかって思いますね!(笑)









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近カミングアウトする芸能... | トップ | オートバイ、実は大型ネイキ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事