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驚きの偽物「隼」インド製、パジャジ・パルサー200NS。(番外編vol.3949)

2024-05-07 11:59:56 | 日記

昨日、寝る前にたまたま見つけてみた、インドで制作されたオートバイのレストア動画だったのですが、ボク最初は日本製の「隼」だと思って

見てたのですが、どうもカウルを外すとおかしな状況で、劇的にエンジンが小さい…(笑)。他もかなりおかしい感じで「なんだ?これ」って

見続けてると、バラしていくうちにフレームから何から何まで全然違うじゃありませんか(笑)。確かに、最初見た感じでは古いタイプの「隼」

だと思ったのですが、フロントフォークは正立式だし、リアのスイングアームもチープでとても「隼」とは思えないものです。しかし、タイヤは

非常に太く、レストア仕上がった車両を見ても非常にフォルムが近い感じなんですよね(笑)。で、あまりに気になったものだから調べてみると、

どうもベースとなってるのがインドのオートバイメーカーである「パジャジ社」の「パルサー200NS(2013年〜2018年まで)」と言うモデルを、

コンプリートとして売られてる、かなり悪質感が薄くて偽物が漂うおもしろ「カスタムバイク」であると判明しました(笑)。なのでエンジンは

200ccの水冷式単気筒エンジンで、何とKTMの「デユーク200」と共通のものを使用しており、かなり手の込んだコンプリートモデルという感じ

です。なんせ単気筒エンジンなのに2本出しのマフラーや、フロントのダブルディスク、はたまた、一見アルミ製に見えるフレームや、全体的な

フルカウルなど、とにかく笑えるほど「そっくり」です(笑)。ただし非常に情報が少ないので、作られた経緯など詳細な事は分からないのです

が、とりあえずベースとなってる車両は「パルサー200NS」というモデルであるという事、そして2本出しのマフラーの1つはダミーで、実際は右側

だけが本当の排気マフラーとなってるって事です。またこのバイクは「カスタムバイク」として少量ながらインドで売られており新車価格は日本円

にして大体148万円。インドで売られてる事を考えると結構お高いですよね(笑)。また上記でも言いましたが、エンジンは、KTMの「デユーク200」

と全く同じで、最高出力は19ps、最大トルクが2.0kgとなってて、正式な排気量が199ccとなっています。で、これインドで売られてる訳ですが、

もし日本で輸入して登録出来たら200ccモデルとして乗れるんでしょうか?(笑)。サウンドでバレバレですが、見た目はほぼ「隼」なので中型

(普通)免許で乗ってて仮に警察に捕まったらどうなるんでしょう(笑)。まぁ、一般道を走れる状況が可能であれば、中型のオートバイとして登録

されるのでナンバープレートで、125cc〜250ccモデルであると分かりますかね(笑)。本来の「隼」は1.300ccのエンジンが搭載されており、

200ps近いパワーを誇り、重量も200kgを超える大型バイクですが、こっちの偽物は重量が150kg以下で20ps以下のパワーですから、速さに関し

ても重さに関しても全然違いますよね。またベースの「パルサー200NS」ですが、こっちは現在もキャブレター式からインジェクション化されて

どうやら継続販売されてる様です。もちろん「パジャジ社」自体が日本の「カワサキ」と技術提携してるので取扱店があり国内での購入も可能です。

さぁ、なんだかおかしなオートバイを見つけてしまいましたが、偽物大国の1つであるインドの偽物「隼」を見て見ましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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