前回に続き、残念ながら現在も販売されてて実は「売れていないオートバイ」のご紹介です。(笑)
それはヤマハが「渾身の技術力」を駆使して開発販売してる「NIKEN GT」です。
見た目ですぐにそれと分かるフロント2輪の「3輪バイク」ですが、
いわゆる同じ3輪であるハーレーダビットソンから出てる「トライク」とは違い、
まず大型免許を必要としヘルメットも着到義務がある、いわゆる一般的なオートバイのカテゴリーに属する乗り物です。
とは言え、車体自体は自立して立つことは可能で、よほどの事をしない限り人が乗っていなくとも転けません。(笑)
販売開始時、雑誌やWEBなどでそれなりに話題にはなったのですが、
実際に販売開始されると思ったほど売れず、逆に一般ライダーからは「敬遠されてる感が強い」オートバイの様です。
ただしメーカーは、将来効果を懸念してか表面的に売れてると偽ってる車両でもあります。(笑)
本当は特殊部品の調達ミスと月間販売台数を、たった数台と見込んでる事に対しての売上を言ってるだけです。
まぁ何にせよ、この傾向を見るにやはりオートバイは2輪であるべきものなのでしょうかね。(笑)
ただ、小型スクーターとして同一に販売されてる3輪バイクの「トリシティ125」に関してはそれなりに売れてる様です。
結局、スクーターならそれなりに売れるけどオートバイとなるとちょっと様子が変わると言った感じですね。
また、新車価格ですが「NIKEN GT」だと198万円(税込)と、内容に対してまぁまぁお高いです。
これも売れていない大きな要因だと考えられます。
本来、安全に大型バイク(並列3気筒で排気量850cc)に乗ってもらえるオートバイで「年配者専用」と見られる節があり、
そうじゃないライダーからすると2輪の方が良いって事も言えるのかもしれません。
しかし本当はこの3輪バイクには特殊な乗り味があり、実際に乗ってみると別の面白さがあったりするらしいです。
最大パワーも110psを超えていますし、ハンドリングも見た目に見合わず軽快の様です。
ただし、ある程度以上のワインディングとなると、どうしても旋回性に限界があるので、
そこまで速い走りは期待できません。まぁ仕方ないですよね。(笑)
多分ですが、ヤマハとしては未来を見据えた新しいオートバイの提案と言ったコンセプトがあるのでしょう、
世間にこの様な安全性の高いオートバイを「浸透していきたい」と考えてる感じです。
言わんとする事はよく分かるのですが、さて今後を踏まえ本当にそうなっていくのでしょうかね!(笑)
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