コストパフォーマンスの決定版とも言えるヤマハ「MT-07」です。
700ccの排気量で、新車価格が699,840円(税込)と、とてもお安い!
しかも軽量で乗りやすく、大型バイクというより、かつての400ccクラスのような乗り味です。
迫力こそありませんが、うまく作くられたバイクなんですよね。
エンジンは水冷式4スト2気筒DOHC4バルブで、総排気量は689cc。
最高出力が73psで6速MT、フューエルインジェクションとの組み合わせです。
タイヤサイズはフロント120/70ZR17M/C (58W)、リア180/55ZR17M/C (73W)。
ガソリンタンク容量が13リットルで平均燃費が約24km。
1回の給油で走れる航続距離は約310kmという計算になります。
一番の特徴はパワー制御を自動で行ってるところで、
普通、2気筒で700ccともなると、かなり太いトルクが発生し、乗りにくくなるのですが、
そこがよくできてて、なめらかな力になるようインジェクションで上手くコントロールされています。
自動なので、人間の操作は不要。
簡単に楽に乗れるバイクを目指した証拠ですね。
また、兄貴分に「MT-09」がありますが、
こちらは3気筒となってて「MT-07」とはまた違う乗り味です。
日本人は、見栄はりが多いのか大型免許を取得するとどうしても最高の排気量へ目が向く傾向です。
しかし重く、パワーがありすぎて乗ってるというより、乗せられてる感になりがち。
かなり運転が上手くないとその性能すら引き出せないのが現状だったりします。
それに比べると「MT-07」はとても扱いやすい大型バイクです。
結局、所有することで満足するより、乗って楽しい方がいいことに気づいて欲しいですね。(笑)
こういった自在にコントリールできるバイクが楽しいことに気づかない人がとにかく多いです。
見た目の迫力より、乗って楽しいバイクを目指して造られた「MT-07」。
大型バイクのあり方を、見直してくれる1台だったりします。(笑)
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