2004年から発売されてるホンダ「CBR1000RR」です。
現在のモデルで4代目「SC59型」になります。
リッター系スーパースポーツの中では一番シティーユースに合わせた作りが特徴で、
ハイパワーながら乗りやすいセッティングとなっています。
例えば、「アシストスリッパークラッチ」が付いてることにより、
クラッチレバーの引き込みが軽く、指の疲れを軽減してくれたり、
小型・軽量の電子制御方式の「油圧ステアリングダンパー」のおかげで、
低速走行時の取りまわしが楽に行えるようになっています。
他社が、ハイスピードコントロールシステムばかりに制御を向けてる一方で、
一般的な乗り味を取り入れてるあたりは、さすがホンダと言えますね。
搭載されてるエンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が999cc。
最高出力は178psで6速MT、電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)との組み合わせとなっています。
ガソリンタンク容量は17リットルで、市街地での平均燃費が約18km。
1回の給油で走れる航続距離が約306kmという計算になります。
タイヤサイズはフロント120/70ZR17M/C(58W)、リア190/50ZR17M/C(73W)。
さらにレーサー仕様の「SP」も並行して販売されています。
新車価格はスタンダードモデルで1,501,200円(税込)、SP仕様で2,030,400円(税込)です。
他に比べ、軽く扱いやすさに優れているので、
運転に自信がないけど、リッター系スーパースポーツに乗りたい人にオススメです。
しかし、ひとたびスロットルを開けると一気に加速するパワーを持っているので、
慎重に運転をしないと、他同様、危険であることに変わりありません。
結局、気楽に乗れるバイクじゃないってことですね。(笑)
直線で最高速を出すのは恐怖さえ克服すれば誰でも出来ますが、
問題は俊敏なフットワークが出来るかどうかです。
これが行えないと次の行動が遅れてしまい、ハイスピードに対するコントリールをすぐに失ってしまいます。
引き上げてしまったパワーを制御出来ず、どこかに吹っ飛んでしまう可能性があります。
同じ速いマシンである「2ストレプリカ」と大きく違うのはここなんですよね。
「2ストレプリカ」だと謝ったスピードをリカバリー制御することはまだ可能ですが、
リッター系スーパースポーツとなると時遅しとなるケースが多いです。
十分な乗りこなしで運転しないと、ワインディングなどで危険な思いをする羽目になるので、
しっかり注意してください。
また、「CBR1000RR」が持つ、すべての性能を確かめたいならサーキットに持ち込むことをお勧めします!(笑)
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