リッター系スーパースポーツは国内だけでなく海外にも存在するのですが、
有名なところではこのドゥカティ「959パニガーレ」などがあります。
今はまだ登場していませんが、この6月より国内でも販売開始されます。
先代の「899パニガーレ」のボアアップモデルで、デザインもその流れをくむものとなっています。
ドゥカティの大型スーパースポーツは歴史が長く、
1988年に登場した「851」が起源とされています。
この「959パニガーレ」には、さらにハイスペックな「スーパーバイク1299パニガーレS」があり、
最高峰には「パニガーレR」も並行して販売されています。
世界スーパーバイク選手権には1.000ccまでのマシンというレギュレーションが存在するのですが、
4気筒エンジンでないという理由で、1.200ccある「パニガーレR」がレースに使用されています。
で、こちらのエントリーモデルとなる「959パニガーレ」ですが、
エンジンは水冷式4スト・スーパークアドロL型2気筒4バルブ・デスモドロミックで排気量が955cc。
最高出力は147hpで6速MT、三菱電機製電子制御燃料噴射システムとの組み合わせです。
ガソリンタンク容量が17リットルで市街地での平均燃費が約16km。
1回の給油で走れる航続距離が約272kmという計算になります。
タイヤサイズはフロント120/70 ZR17、リア180/60 ZR17。
予定されてる新車価格は「959パニガーレ」で、2.030.000円(税込)。
さすがにお高いです。(笑)
でこの「959パニガーレ」、コントロールシステムも充実しており「ABS」に、
適正のパワーを伝達する「トラクション・コントロール」や、
ツーリングなどでの疲れを軽減する「ライディング・モード」などが標準装備されています。
また、ドゥカティのバイク全般に言えるのが、
とてもレスポンスが良いこと。
これは速く走る上ではとても有効な性質なのですが、
日本のような狭く信号だらけの一般道では、逆にギクシャクしてしまい乗りにくいバイクとなってしまいます。
特にスロットルが敏感で、ほとんど遊びが少ない…。
コーナー中に、やんわりと開いたつもりでも急激に加速しだし、超ビビリます。(笑)
しかし、この特性に慣れれば何とかなりますけどね。
国産のリッター系スーパースポーツ同様、有り余るパワーを持っているので、
市街地では常に緊張感を持って運転する必要があります。
また、国産とは違いステータスが高いバイクなので、所有するだけで「満足度は満点!」。
後は「宝の持ちぐされ」にならないようにちゃんと定期的に乗って欲しいですね!(笑)
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