この「ハスクバーナ」と言えばスウェーデンのチェーンソーや芝刈り機、はたまたミシンなどを作ってるメーカーとして有名だったのですが、実は1903年
から1つの事業部としてオートバイ(ハスクバーナ・モーターサイクルズ)の製造にも関わっていました。また自社で開発したエンジンの初号機が1920年から
で、当時は主にモトクロス系(トラックレーサーなども)のオートバイを主軸に製造開発をしていました。しかし、1986年には度重なる経営不振からイタリア
のカジバに部門を売却し、その後に関しては、ヨーロッパメーカーを転々とするカタチで、MVアグスタ、BMW、KTMと資本が変わっていく中、2013年より
KTMとある事業家のコラボレーションにより本格的に「ハスクバーナ・モーターサイクルズ」ブランドとして多彩な車種を送り込む事になっていきます。
そんな中にあって今日は今年(2023年4月)に新しく登場したアドベンチャーモデル「Norden 901 Expedition」のご紹介です。この「Norden 901 Expedition」
は、日本製ホンダの「アフリカ・ツイン」や、ドイツのBMWの「GS」シリーズに劣らない性能を持っており、特に車重212kgと言う軽さからアクロでの
走破性が非常に高いとされてもいます。そもそも「ハスクバーナ」と言えばモトクロス系を得意としたメーカーなので、その技術力は高く特にサスペンショに
高い定評を誇ってたりする様です。で、早速その詳細なスペックを見て行きますと、まずエンジンは水冷式の4スト並列2気筒OHDC4バルブで、正式な排気量が
899cc、最高出力は105psで、最大トルクが10.0kg、ガソリンタンク容量が満タンで19リットルで、市街地での平均燃費が大体20kmと言う感じになっています。
またホイールサイズはフロント21インチ、リア18インチで、セミブロックタイヤを装着しています。フレームはスチール製のダイヤモンド式で、大型のインテーク
がついており、大型バイザーやサイドバッグなども装備しています。もちろん電子制御システムも充実しており、スライドコントロール、トルクコントロール、
トラクションコントロール、ライディングモード、グリップヒーター、追尾式クルーズコントロール、GPS&スマホ連動式のインジケーター類、ETC、USBポート、
ヒート式のシートなどが備わっています。とにかくアドベンチャーは多彩な装備を持つ事で魅力を増しているので、他社のものより新しく登場しただけのことはあり、
この「Norden 901 Expedition」はより最新の装備を保持してる様です。これで新車価格が1.999.000円(税込)となっていますが、さて高いと思うか?そうでも
無いと思うか?は人それ俺の価値観で違う気がしますね(笑) 現在のオートバイブームってとにかくツーリングに特化してるので、この手のアドベンチャーモデル
がどんどん人気モデルとなっていますが、オーナーに言わせれば1度乗ればその良さがよく分かるらしいです。ボク個人としてはほとんど乗った事がないのですが、
仲間に乗ってる人がいるので、便利である事は良くわかります。さて、今日はそんな新しいアドベンチャーモデルとなる「ハスクバーナ」の「Norden 901 Expedition」
をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)