
そもそも「クースル」と言えば、ボクの中では「矢沢永吉」さんが所属してたロックバンド「キャロル」の親衛隊であり、オートバイに乗る暴走
グループであると言う認識だったのですが、実はこれって、ちょっとだけ違ってて、そもそもの始まりは「クールス」のメンバーとなる「水口晴幸」
さんと言う人が、乃木坂でジーンズショップを営んでて、そこにビリヤードの台を置いた事で「舘ひろし」さんや「岩城滉一」さんなどが、自然と
溜まる様になり、オートバイチーム(ある意味、暴走族グループ)を結成。それが「クールス」で、後に独自路線のバンドとして活動する様になって
行く経緯だった様なんですよね。また初期のリーダーは発案者の「舘ひろし(ボス)」さんで、新宿や原宿を拠点に暴走行為を行なっていました。
当時は1970年代中盤で、東京や関東圏内などに「超大型の暴走族クループ」がいくつも存在していた時代だったのですが「クールス」に関しては
それらとは違うスタンスの路線を突っ走っており、どちらかと言うと一般の巨大暴走族チームからも恐れられてて、メンバー30人程度の小人数にも
関わらず、一目置かれる存在になっていたとされています。で、「キャロル」との関わりはそんな彼らに「矢沢永吉」さんの方から声をかけた事から
始まったとされています。その発端は当時、海外(英国)のアーチスト「ザ・ローリングストーンズ」がライブ会場の護衛に、極悪バイカー集団の
「ヘルズエンジェルス」を使った事(演奏中に殺人事件が発生しています)に影響を受けて、同じシチューエーションを「キャロル」のライブで
目立ってた「クースル」に依頼したと言う説です。なので実は、別に親衛隊って事ではなく「キャロル」と「クールス」は、あくまで「同等の関係性」
にあり「矢沢永吉」さんと「舘ひろし」さんや「岩城滉一」さんとが、立場的に「舎弟の関係だった」と言うのは完全に間違いだった様です。また
「キャロル」のラストライブの時、 制作された映画で、途中に登場シーンがあった「クールス」の人気も高まり、あるプロデューサーの目に留まった
「岩城滉一」さんは、早々俳優の道に進むことになって行きます。逆に「舘ひろし」さん率いる「クールス」は音楽の道に進み始め、バイクチーム
から選抜されたメンバーの一部で、ロックンロールバンドとして「クールス」もプロデビューする事になります。この時の「舘ひろし」さん的には
そこまで乗る気はなかった様なのですが、チームのメンバーを食わせて行くために仕方なく始めたと言われています。また「舘ひろし」さん自身も
その後、東映の社長に誘われ映画俳優の道に足を踏み入れる事になります。何本かの映画主演を務めた後にテレビドラマ「西部警察」の仕事が決定
した時点で「石原プロモーション」へ移籍したとされています。また時を同じくして本体の「クールス」は路線を変更し「ロカビリーバンド」として、
ドラマーであった「佐藤秀光」さんを中心に継続されて行きます。この頃からカワサキ「Z2」で構成されてたバイクチームも、アメリカンナイズされて
行く中「ハーレーダビットソン」をメインとしたバイクチームへと様変わりし行き、現在に至ると言った経緯だったんですよね。あくまで独自のバイク
チームである「クールス」ですが、あまりに著名人が在籍してた関係から、あらぬ噂や逸話が蔓延り、本質が分かりにくくなってしまっていますが、
当時「舘ひろし」さんや「岩城滉一」さんが、強烈な不良で暴力的であったこと間違いなくて、今でこそ俳優として歳を重ね「ダンディ」を決め込んで
いますが、相当な悪だった事は間違いないと言われるんですよね!(笑)
やはり矢沢永吉さんと言えば、著書「成りあがり」ですよね。
あのエネルギーはそこから始まってる気がします。
また70歳を超えた現在でもあれだけの声を出せて現役でライブをこなせるのは、
隠れた努力もある気がします。
ボクの中でも素晴らしい人材の1人だと思っていますが、
憧れても中々、誰にでも出来る事じゃないって思います。
また彼の高いプライドも突き抜ければカッコいいになりますし、
もう少し時代が違えば「世界の矢沢」って事になってた可能性も大いに考えられます。
ありがとうございます。
横浜銀蝿とか、横浜ケンタウロスもそうでしたっけ?
クールスはオイラのイメージですが
今はトライクチームって印象ですね
いやぁ、なるほどです。
クールスのメンバーも全体的に年齢を重ね、70歳代に突入していますから、
乗られるオートバイにも変化が生じてる感じでしょうか。(笑)
横浜銀蝿も横浜ケンタウロスも懐かしいですね。
非常にボクと世代が近いです。(笑)
特に横浜ケンタウロスは、若い頃に憧れてて、
わざわざ遠方までコーヒー1杯を飲む行為を真似したりしました。(笑)
今から考えてみると、時代が生んだムーブメントだったって思います。
そうゆう時代だったんですね。
ありがとうございます。