昨日のスズキ「GSX-R400R」と共に購入の選択に上がっていたのが、このカワサキ「ZXR400」です。
登場は1989年からで、ボクが買おうと考えてた頃は既に「H型」からマイナーチェンジを受けて「L型」に進化した時です。
この「ZXR400」は「GSX-R400R」や、ホンダ「CBR400RR」とほぼ同等の性能を誇ってて、
ライムグリーンを使った派手めのカラーリング以外に、単色のメタリックレッドやメタリックブルーが追加され、
落ち着いた雰囲気がボクの心を魅了したんですよね。
ただ、エンジンを冷却するためにあったカウリングからのジャバラなホースが気に入らなかったです。
性能維持のためとは言え、ボク的にはかなりカッコ悪いものに映ってしまったんですよね。
あれさえなければ…。(笑)
エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が398cc。
最高出力は59psで6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。
ガソリンタンク容量が16リットルで市街地での平均燃費が約18km。
1回での給油で走れる航続距離が約288kmという計算になります。
タイヤサイズはフロント120/60-17、リア160/60-17 。
フロントフォークが倒立で12段階伸側減衰力調整機構が装備されていました。
落ち着いたカラーリングでレプリカに乗るのもいいなぁって思ったのですが、
どうしても、あのホースが気に入らなかったので、ギリギリで購入候補から削除されます。(笑)
この頃になるとカワサキも安定した製造が行えるようになり、
新車での「当たり外れ」がなくなっていたように思います。
実際、購入した「ゼファー400」は空冷ながら廃車にするまで、とても調子が良かったですから、
「ZXR400」にも同じことが言えてた気がします。
古臭く見えた2丸目灯も一体レンズ化されたもになってましたし、
他は良かったのですが、ホースだけはかなり残念です。(笑)
ちなみに現在での中古市場を見ると程度の良いもので約90〜100万円。
結構高い価格がついています。
今の新車で400ccを考えれば、高性能で贅沢なパーツを誇るこの時代のレプリカはとても貴重なんでしょうね。
また、吸排気を交換するだけで、10ps以上パワーが上がるとも言われていました。
リミッターをカットすれば、トップスピードが200km以上出たバイクだったかもしれません。
今の中排気量では考えられない数値ですね!(笑)
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