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2世代型の存在があった…、ホンダ・CB600Fホーネット。(番外編vol.3265)

2022-05-29 00:11:37 | 日記

ホンダの「ホーネット」と言えば、1996年に登場した「ホーネット250」が一番有名ですが、その兄貴分には「ホーネット600」そして「CB900ホーネット」がありますよね。

この「ホーネット」シリーズはこの3モデルで構成されていたのですが、実は「ホーネット600」にだけ、次の「2世代型」があったって事を知ってたでしょうか!(笑)

実は、初代「ホーネット600」って販売開始が1998年からで2000年には一旦生産中止となるのですが、2007年に海外輸出モデルとして「CB600F ホーネット」が再登場します。

この「CB600F ホーネット」はフューエルインジェクション(PGM-FI)化されており、かなり洗礼されたスタイルをしていました。

どうしても「ホーネット」と言えば丸型ヘッドライトにセンターアップ式のマフラーのイメージが強いのですが、この「CB600F ホーネット」はそれとは全く異なります。

当時、海外では改めて「大型ミドルクラス」が見直され始め、徐々に人気を獲得してた時期だったので、国内販売の「ホーネット250」はそのままのデザインで、

逆に2003年で「CB900ホーネット」は廃盤化され、そしてこの「CB600F ホーネット」だけ新しいNEWモデルとして登場させた経緯だったりします。

とは言え、販売期間は2007年から2008年までの経った1年間で、あっという間に生産中止となってしまいます。(笑)

これには2008年からの新しい「排気ガス規制」が関わっており、国内販売されてた「ホーネット250」も同じタイミングで人気モデルにも関わらず廃盤となってしまいます。

この手の4気筒エンジンを搭載したモデルは、今と違い当時の技術で排気ガス規制をクリアする事が非常に難しく、

各国内メーカーとしては、かなりの「開発費」と「新車価格」を上乗せしないと、どうしても利益が生まれなかったからだと考えられます。

またこの時期の国内事情に目を向けてみますと、まだ現在の様なオートバイブームにはなっておらす、逆に原付すら売れないかなりの「氷河期」を迎えていた為、

尚更、無理して作っても売れない…、そう言った事態を産んでしまったと言う経緯でもあったんですよね。

この時代を知ってる人はよく分かってると思いますが、この新しい「排気ガス規制」に対してどの国内メーカーも「半分以下」まで車種を減してしまう事態となり、

それまでと違う、新しいモデルの出現を急ピッチで進めてた時期でもあったんですよね。

そんな角期に登場した「CB600F ホーネット」だったのですが、個人的には今見てもどことなくカッコいいです。(笑)

この「ホーネット」シリーズの大きな特徴としてフレーム構造が挙げられるのですが、モノバックボーンと言う四角いパイプがフロントからリアまでつながった形状をしており、

面白い構造となってて、他にはない「独特の乗り味」を体感する事が出来るホンダブランドの中でも「特殊なオートバイ」だった事は意外に知られていません。

中でも取り分け「ホーネット600」と、この2世代型「CB600F ホーネット」はそれをしっかり体感する事が可能なので、

現在でも、それをよく知るオートバイ関係者や、オートバイに詳しいベテランライダーには密かに人気があったりします。(笑)

で、この「CB600F ホーネット」のスペックを見てみますと、エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が599.3cc、

最高出力は約70psで、最大トルクが5.3kgとなっています。

また、先ほども取り上げたモノバックボーン式のフレームに、フューエルインジェクション(PGM-FI)で、フロントは倒立フォークが採用されていました。

とにか初代モデルとは異なり「大胆なスタイル」が特徴で、個人的にはカッコいいと思っちゃいます。(笑)

最後に中古市場を見てみますと、大体安いもので50万円あたりから、高いものでも70万円前後で取引されている様です。

4気筒エンジンを搭載したモデルですが取り分けレア価格とか付いていません、また経った1年だけの生産ですし海外輸出モデルなので球数は劇的に少ない感じです。

探し出すのも一苦労ありそうですが、もし見つけて乗れば「誰も知らない1台」と見られる事は間違いない気がしますけどね!(笑)









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