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スズキ初の400cc4気筒モデル、GSX400F。(番外編vol.3456)

2022-12-16 00:11:40 | 日記

1970年代のスズキから販売されてた400ccスポーツモデルと言えば「GS400E」などが代表的なのですが、他社が既に400ccモデルに対して4気筒エンジンを搭載した

車両を投入してたのに対し、スズキは軽量とレスポンスを重視して2気筒エンジンで頑張っていた時代があったのですが、1981年に登場したこの「GSX400F」はスズキに

とってついに、そう「初めての4気筒エンジン」を搭載した400ccモデルとなります。で、ここから1982年には「GSX400F-II」へと進化し、さらに同年には集合管を持つ

ヨシムラからで名車の仲間入りを果たす「GSX400FSインパルス」が登場し、さらに1983年よりミニカウル付で水冷式エンジンを搭載した「GSX400FW」へ、そして

そのハーフカウルで400cc出力マックスであった59psエンジンを搭載した「GSX400FW」へと引き継がれ、さらにさらに、そこから2世代目となる「東京タワー」を

モチーフにしたと言う個性的なデザインが施された「GSX400Xインパルス」へと引き継がれていくんですよね。まさにこの時代は「1年単位」で劇的に変化を解けてたという、

スズキとしても「怒涛の快進撃」な時代だったと言った感じです。まぁ、と言う流れで、まずスズキの4気筒エンジンを搭載したスポーツモデルを順を追って見てきましたが、

やはり、まず今日は最初に登場したこの「GSX400F」に注目して見たいと思います(笑)。で、この「GSX400F」の詳細なスペックから見てみますと、まず新開発された

エンジンは、空冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が398cc、最高出力は45psで、最大トルクが3.5kg、車重は乾燥重量で175kgとなってて、ガソリン

タンク容量が15リットル、市街地での平均燃費が17kmとなっており、搭載されたフレームはスチール製のダブルクレードル式、リアのサスは2本サスで、ホイールサイズが

フロント19インチ、リア18インチ、6速MTで、外観のデザインは同年に登場した名車「GSX1100S-刀」に近いもので、当時のライバルはヤマハの「XJ400」や、カワサキの

人気モデルだった「Z400FX」、はたまた現在とんでもない中古価格となってるホンダの「CBX400F」などがありました。この「GSX400F」に搭載されててた新開発の

4気筒エンジンは、とても優れたものだった様で、どちらかというと万人が乗れるクセの少ない乗り味と、ホンダ「CB」系の4気筒に負けない美しい造形美を放っていた

感じです。また上記で書きましたが「GSX1100S-刀」をかなり意識したデザインがなされており、完璧と言えないながらも、当時的には400ccの「刀」と見るユーザーも

多くいたと言われています。またスズキの4気筒エンジンに関してはのちに「油冷式と水冷式」に別れることとなり、2000年あたりまで車種によって異なるエンジンが

搭載される事となっていきます。この技術は他社では行われていなかったスズキ独自のエンジン技術とされていますが、現在になって「油冷エンジン」が見直される様になり

油冷エンジンを搭載したモデルに高値が着き始めてると言った現象がにわかに起こり始めています。で、話を戻しこの「GSX400F」の現在の中古相場を見てみますと、

大体安いもので100万円あたりから、高いものだと200万円前後で取引されてる様です。もちろんたった1年しか売られていませんでしたし、かなり古いですから状態の良い

ものは劇的に少ない傾向にあるのですが、決して見つからないって事ではありません。また不思議と族車にされてない車両が多いので、ノーマルの状態で残ってるものも

結構あったりする感じです。さて、今日はスズキ初の400cc4気筒エンジンを搭載した「GSX400F」でしたが、いかがだったでしょう!(笑)





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