
70年代の国産大型バイクで「4スト4気筒エンジン」を搭載した大型バイクと言えば、
どうしてもホンダの「CB」シリーズであったり、カワサキ「Z」シリーズを思い浮かべますが、
実はスズキにだって凄いマシンがありました。
それは「GS1000S」です。
アメリカのAMAスーパーバイクで1979年、1980年のシリーズ優勝、
はたまたデイトナのスーパーバイククラスで、1978年、1979年、1980年、1981年と連続優勝、
さらに1978年の第一回鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、
当時の絶体的王者ホンダワークスを倒して初優勝も飾っています。
まさに、ヨシムラのチューニングの元で、一時期を席巻したスーパーマシンです。
もちろん本物であれば中古市場でも高値を付けていますが、
どうしても人気の上で、カワサキの「Z1」や「Z1-R」などの影に隠れてる感はいがめません。
元々ススキの70年代ってのは、ヤマハと並んで「2ストエンジンで頑張ってた」経緯があり、
逆に「GT」シリーズは人気が高かったりします。
結果的には1981年に登場する「GSX1100S KATANA」で4ストもブレイクすることになりますが、
この「GS1000S」だって「凄いバイクだったんだ」って言いたいですね。(笑)
個人的にスズキファンではありませんが「Z1」と「GS1000S」のどちらかを選ぶとすれば、
ボクなら「Z1」ではなく「GS1000S」を選ぶかもしれません。
特にクーリーレプリカだと最高です。
台数が圧倒的に少ないですし、分かってもらえる人には分かってもらえますからね。
まぁ、もっと評価が高くてもおかしくないオートバイだと思うんですけどね!(笑)
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