
2020年にフルモデルチェンジが行われ、現在も人気車種として新車販売されてるカワサキの「ニンジャ1000/SX」ですが、遡(さかのぼ)り見て見ますと
初期モデルの登場は2011年からだった様です。またこの初期モデルに関して言えば、基本的には「海外輸出モデル」として販売されていたのですが、現在の
現行モデルに関しては国内でも販売される様に(2017年〜)なっています。で、今日はそんな「ニンジャ1000」の初期モデルをご紹介したいと思います。で、
まず、この初期モデルって、その前年に登場した「Z1000(3世代型)」の派生モデルとして登場します。いわゆる大型ストリートファイターと言われる車両を、
フルカウル仕様のスポーツツアラーに仕上げ直したモデルと言うものです。なので基本的な構造に関しては3代目「Z1000」と共通点が多く、装備品以外で大きく
違いはありません。しかし登場と同時にその噂は国内でも「大きな反響」となり、あっと言う間に人気車種の仲間入りを果たす事に成功します。また2009年に
登場した「ニンジャ250R」などの大ヒットを皮切りに、当時のカワサキが示す「新しいスポーツバイクの方向性」を見る事が出来る1台であったと振り返る事が
出来たりします。また、現在では「ニンジャH2/SX」シリーズが上位機種として販売されていますから、現在の現行型モデルに関して言えば、この初期モデルの
様な勢いは残念ながらなくなっています。しかしコスト面で優位な部分がありますから、そうは言ってもコンスタントに売れてる様ですけどね(笑)で、まず
その詳細なスペックを見ていきますと、エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が1.043cc、最高出力は136psで、最大トルクが11.2kg、
車重は228kgあり、ガソリンタンク容量が満タンで19リットル、市街地での平均燃費が大体17kmとなっています。またフレームはアルミ製のダイヤモンド式
(エンジン吊り下げ式)で、フロントフォークは倒立式、強力なダブルディスクブレーキがラジアルマウントされたキャリパーで武装されており、リアのスイング
アームもアルミ製の強固なものが搭載されています。さらにフォルムは完全なフルカウル仕様で、大型スーパースポーツ(SS)に属する「ZX-10R」と比較すると
若干ボリューム感を感じると言ったデザインとなっていました。さらにポジションはアップハンドルとなっていますから楽な姿勢を保つ事が可能で、あくまで
大型スポーツツアラーであると主張しています。また当時(2011年〜)を振り返ると兄貴分となる「ZZ-R1400」が存在していたので、ポジショニングが違い
運転姿勢で言えばこの「ニンジャ1000」の方が長距離ツーリングに向いてる感じでもありました。もちろんキャブはフューエルインジェクション(FI)ですから
ECUの書き換えでフィーリングはいかほどにも変更できるのですが、排気管(社外マフラー)を組み合わせれば劇的にスポーツバイクに振る事もできた様です。
で、最後に現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので60万円あたりから、高いもので90万円前後で取引されてる様です。ちょうど新車から10年ほど経過
した車両なので今後も、少しずつ「相場が下がる」可能性があると考えられます。比較的新しいモデルに興味がある方なら、性能面と照らし合わせても今がまさに
お買い時な感じでニトリで言う「お値段以上」と言える気がします(笑) さて、今日はそんなカワサキ「ニンジャ1000」の初期モデルをご紹介しましたが、
いかがだったでしょう!(笑)
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