宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「気仙沼市本吉産業まつり2018」が開催されました

2018年11月08日 11時25分20秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年11月4日(日)に「気仙沼市本吉産業まつり2018」が気仙沼市本吉総合体育館で開催されました。
 まず,開会式では,主催者あいさつ,祝辞,テープカットにつづき,この地域では恒例の「もちまき」があり,多くの参加者が,「もち」を競って取りあっていました。
 各ブースには,地域の農林水産物・食品などの販売,「南三陸米」の新米や仙台牛の試食,各種の体験イベント(アイスクリームづくり・木工教室,魚のつかみ取りなど)も開催され,あちこちで長い列ができていました。
 また,南三陸米図画コンクールに応募した,小学生が田んぼと昆虫などを生き生きと描いた図画も数多く展示され,興味深く眺めている姿も見受けられました。
 当日は晴天にも恵まれ,約7、000人の来場者があり,大盛況のうちに閉会となりました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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登米市の新規就農者支援に関する先進事例調査及び検討会を開催!

2018年11月07日 17時17分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年10月30日に,「みやぎ食と農の県民条例推進圏域重点プロジェクト(以下,食農プロ)に係る先進事例調査及び中間検討会」を開催しました。普及センターでは食農プロの事業として「登米農業マイスター制度」を実施しており,今回は登米市や農業委員会,JAみやぎ登米,普及センターが参加し就農支援の先進事例を学ぶとともに,当該事業の実施状況について中間検討会を行いました。
 先進事例調査では,岩手県一関農業改良普及センターに伺いました。一関地方では平成25年度に「一関トータルサポートシステム」を立ち上げ,新規就農者の就農と定着を図る体制を整えています。当システムでは,「ワンストップ相談窓口」を実施し多くの関係機関が,農地の確保,就農計画作成等それぞれの役割を担って新規就農希望者を支援しています。登米地域でも昨年から,関係機関が連携した定例就農相談会等の就農支援システムが動き始めている中で,農地の確保や就農計画の作成等に向けた,より効果のある制度とする必要性が出てきていることから,今回の先進事例調査で得た情報や意見はとても参考となりました。
 中間検討会では,「登米農業マイスター制度」について,今年度の実績と次年度以降への改善点などを検討しました。本制度は新規就農者に対してベテラン農業者がマンツーマンで指導を行うもので,今年度はにんにく部門とにら部門で2人への個別技術指導が行われ,対象者からもマイスターからも好評を得ました。また,農業次世代人材投資事業経営開始型活用者へのサポート体制についても協議が行われ,より関係機関が連携し新規就農者を支援する必要性と方法について認識を一致させました。
 登米地域では定例就農相談会や就農計画作成相談会を開催し,新規就農希望者を支援しています。新規就農関係でご相談の際は,普及センター等関係機関へご連絡ください。

    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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第49回東北農村青年会議宮城大会畜産コースで登米市を視察

2018年11月07日 17時07分28秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年11月1日(木),「第49回東北農村青年会議宮城県大会」が松島町で開催され,東北6県の農村青少年クラブ員ら約200名が集い,日頃の成果発表と,親睦を深めました。
 11月2日(金)は3コースに分かれて,県内の視察研修が行われ,登米市には畜産コースの25名が来訪しました。
  中田町の(有)エヌ・オー・エーで,繁殖牛100頭と水田作(水稲・大豆・小麦)100haの大規模複合経営を,迫町の(有)伊豆沼農産では,養豚を核とした食肉加工・直売所運営等の6次産業化事例を視察しました。
  (有)エヌ・オー・エーの髙橋伸専務からは,
「地域農業の受け皿,若い担い手として頑張っている」との熱意や,
(有)伊豆沼農産の伊藤秀雄代表からは,
「これから10年間が勝負,法人化や6次産業化に頑張れ」との力強いお言葉をいただきました。
   
    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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平成30年度新嘗祭に登米市豊里町の千葉利広氏が献穀献納

2018年11月07日 17時04分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  平成30年10月22日(月),皇居内賢所参集所(東京都千代田区)にて「平成30年度新嘗祭(にいなめさい)献穀献納式」が,天皇皇后両陛下御臨席のもと執り行われ,宮城県を代表して登米市豊里町の千葉利広氏が,ササニシキの新米を献納いたしました。

 千葉氏は,昨年度の宮城県農林産物品評会(玄米の部)で農林水産大臣賞を受賞したことから今回の栄誉に浴したもので,平成27年度に続く2度目の快挙です。
  千葉氏は,JAみやぎ登米豊里稲作部会で「環境保全米(減農薬減化学肥料)こだわりのササニシキ復活プロジェクト」に参画しており,品質,食味とも優れた米づくりは高く評価されています。
 同部会では,今回の千葉氏の快挙を受けて,今後とも,こだわりのササニシキの産地として,更なる品質向上に向け意欲を新たにしておりました。

   
    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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宮城県農林産物品評会で,登米市・山内勉氏(きゅうり)が農林水産大臣賞受賞

2018年11月07日 17時01分15秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  平成30年10月20日(土)~21日(日),宮城県庁にて「平成30年度宮城県農林産物品評会および花き品評会」が開催され,総出品点数505点のうち,登米市内から40点が出品されました。
 このうち,野菜の部で中田町の山内勉氏のきゅうりが農林水産大臣賞の栄冠に輝くなど,登米市から計7点が入賞を果たしました。
 なお,山内氏は,平成20年,27年に続く3度目の農林水産大臣賞受賞で,御夫婦ともども,県内第一位のきゅうり産地の誇りを胸に,更なる品質向上に向けて意欲を新たにされていました。

   
   
    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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石巻市河北上品山牧場 退牧式

2018年11月02日 11時19分34秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 石巻市河北上品山牧場に放牧されていた繁殖雌牛(黒毛和種)28頭が10月31日に退牧し,牛を預けたそれぞれの農家に帰りました。
 今年は5月18日に40頭が入牧し,放牧期間中は約30haの放牧地で牧草を食べながらのんびりと過ごしました。放牧期間中にお産が近くなった繁殖雌牛12頭は,31日の退牧を待たずに自分達の牛房に帰って行きましたが,上品山で放牧されていた全頭が大きな事故やケガをすることなく退牧することができ,一安心です。また,放牧当初に妊娠していなかった牛も放牧場にいる間に人工授精が行われ,7頭の妊娠が確認されました。
 震災後,牧場を再開して6年目になりますが,再開後は衛生検査に加えて,放射性物質による放牧牛の安全性を確保するため,入牧前牧草の放射性物質検査などを実施し,安全性の把握に努めてきました。
  牛の放牧は経費や労力の軽減,牛の足腰を強くするなどのメリットがあります。次年度以降も管内の生産者の方に積極的に活用していただけるよう,飼料の安全性を高め,また事故無く牛が放牧されるよう努めていきます。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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宮城・岩手県境3普及センター情報交換会が開催されました

2018年11月01日 09時27分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年10月18日,気仙沼市を会場に県境3普及センター情報交換会が開催されました。この情報交換会は,岩手・宮城県境で隣接する気仙沼及び一関,大船渡の農業改良普及センターが,各地域における重点課題などについて情報交換し,今後の効果的な普及活動に役立てるために行っているもので,今回は情報交換に先立って2か所の現地視察も行われました。
 現地視察の1か所目は,「グローバルGAPに取り組む先進的園芸経営体」というテーマで株式会社サンフレッシュ小泉農園を,2か所目は「復旧農地における新たな農業の展開」というテーマでシーサイドファーム波路上株式会社を視察し,それぞれの経営者から会社概要と現在力を入れて取り組んでいることについて説明していただきました。
 また,情報交換会では各普及センターの重点課題の中から1または2つの活動事例が紹介され,活発な意見交換が行われました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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6次産業化に向けた視察研修が行われました

2018年11月01日 09時22分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年10月12日に気仙沼市認定農業者連絡会の視察研修が行われ,亘理郡山元町でいちごの6次産業化に取り組んでいる「山元いちご農園株式会社」を視察しました。
 同社は設立当初,いちごの生産販売を行う会社でしたが,その後,いちごワインの醸造やいちご狩り,ジャムや乾燥チップなどの加工,バームクーヘンなどの新商品開発にも力を入れ,6次産業を軸にした総合農園を目指して取り組んでいます。
 参加者は施設規模の大きさや多様な事業内容に驚きながらも「ワインの加工を委託できるか」,「40名のパートの労務管理はどのようにしているのか」,「GAPを導入しているか」など熱心に質問し,6次産業化に限らず多くのことを学んだ一日となりました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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