宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台農業士会でPOP作成研修会が開催されました。

2018年03月20日 16時36分10秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 仙台農業士会では3月8日に,会員向けのPOP作成研修会を開催しました。 多賀城市の指導農業士の佐藤敏充氏を講師として,POPを作る時の考え方や作り方を学び,後半には実際に作成してみるワークショップを行いました。実際に直売所やインショップへ出荷している女性会員を中心に,7名が参加しました。講演を聴く前と後で作った自分のPOPの違いに驚きながら,「明日,すぐにでも試してみます!」などの声も聞かれ,すぐに活用が期待できる有意義な研修会となりました。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域食材(ねぎ)料理講習会を開催しました

2018年03月20日 15時49分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年3月16日,南三陸町「グリーンツーリズム体験校舎の宿 さんさん館」で,地域食材「ねぎ」を主役とした料理講習会を開催しました。

 「ねぎ」は,東日本大震災の津波で被災した農地の復旧にあわせ,震災復興のシンボルの1つである「南三陸ねぎ」として,南三陸・気仙沼地域で栽培が徐々に広がっている野菜です。

 講師には,「さんさん館」の阿部あい子氏を迎え,南三陸町の親子6名が「南三陸ねぎ」を活かしたアレンジ料理を学びました。

 参加者には,農産加工に関心のある南三陸町内の親子6名が集まりました。

 料理は,「南三陸ねぎときのこのアグロドルチェ」,「南三陸ねぎのシンプルポタージュ」,「チーズや卵を使わないとってもヘルシーな野菜のキッシュ」の3品を作りました。

 講師からは,「ねぎ」が免疫力アップや花粉症予防として特に今の時期に重宝する食材であることや切り方によって様々な食感を味わえることなどを熱心に語っていただき,参加者は真剣に聴き入っていました。

 試食後,参加者からは,「ねぎの良さを引き出す調理法を学ぶことができた。」,「思ったよりも簡単で,ねぎを使った料理のレパートリーが増えた。」,「今夜自宅で早速作りたい。」などと話していました。参加者は講師にねぎを含めた野菜の活用法や調味料の使い方などについて次々と質問があり,活気あふれる講習会となりました。

      


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みやぎ農業未来塾「経営管理力向上研修会」を開催しました

2018年03月19日 10時35分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 農業を若者があこがれる産業にするためにも,若い後継者世代が『経営者』として成長し,魅力ある農業経営を行うことが期待されます。そこで,大崎農業改良普及センターでは新規就農者や青年農業者の経営マインドの養成を目的とし,平成30年3月7日,みやぎ農業未来塾「経営管理力向上研修会」を開催しました。
 講師に有限会社平柳カントリー農産の専務取締役である佐々木郁郎氏を迎え,これまでの営農経験をお話しいただいた後,座談会形式で青年農業者の質問に答えていただきました。
 佐々木氏の価格競争を避けるために最高品質を目指す姿勢や全国規模で人脈を形成する行動力に若手農業者は大きな刺激を受けていました。座談会でも人を雇用する留意点から今後の農業の見通しに至るまで幅広い質問が率直に出されていました。特に雇用については,自ら抱えている課題と重なる参加者が多く,佐々木氏の回答にしきりにうなずく姿が見られました。最後に参加者全員から感想を述べてもらいましたが,自分の経営として真剣に向きあっていることが垣間見られ,すでに経営者としての一歩を踏み出していることを実感しました。
 今後も若い世代の成長を後押しするような支援をしていきたいと考えています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エニアグラム研修」で人間関係を良くする方法を学びました

2018年03月16日 15時49分17秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 当管内では毎年、女性農業者の資質向上を目指した研修会を開催しています。今年は3月9日に宮城県登米合同庁舎において「~人間関係をよくするために~自分を知り、他人を知る」と題して、エニアグラム研修を行いました。
 講師の東北コミュニケーション研究所高橋所長から、エニアグラム研修の目的は、自分と真逆にいる人、合わない人の存在を知り、自分のタイプとどう違っているを認識し、許すことだとの話を聞いた後、グループワークを行いました。
 まず、エニアグラムのタイプチェック表を用いて、9つのグループに分かれ、グループごとに長所と短所を話し合い、発表を行いました。先生からタイプ別の特徴について、説明を受けるたびに、自己発見があり、歓声と笑いに包まれました。
 短時間の研修でしたが、講師の話術と興味がそそられるような内容に、様々なタイプの人達がいるということが分かったようです。参加者は、今後のグループ活動や会社内の人間関係をよくしていくために、活用していきたいと意欲的でした。

 


<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  地域農業班
 〒987-0511  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
         電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田尻ブルーベリー生産組合せん定講習会開催

2018年03月15日 13時20分58秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年3月6日,大崎市田尻地区で田尻ブルーベリー生産組合せん定講習会が開催されました。
 田尻地区のブルーベリーは,植栽後年数が経過し,近年は,やや生産性が落ちてきたことと果実の大きさが小玉傾向で価格の低迷が問題になっています。
 そこで美里普及センターでは,樹の若返りを図るため,生産性が落ちた枝の更新を中心に講習しました。参加者は,更新する枝の選び方など熱心に質問していました。また,高価格が期待できる大玉の生産には,小枝や花芽の整理が重要であることを伝えると今年こそ500円玉の果実生産を目指そうと意気込んでいました。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みやぎ農業未来塾を開催しました。

2018年03月15日 12時30分38秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年3月13日にみやぎ農業未来塾「就農者コース~販売能力向上講座~」をJAいしのまき河南総合センターで開催しました。今回の未来塾は販売能力向上講座として,消費者への販売促進に関する資質向上を目的に,講師にウエルネスフードデザイナーの斉藤緑里氏をお迎えし,「自ら生産した食材を使った,“普段料理をしない男性でもできる”簡単レシピ」をテーマに,料理教室を行いました。
 料理教室では,ミニトマトの和風マリネ,コロコロ大根,ブロッコリーのポタージュスープなど,いずれも簡単かつ美味しい料理を実習し,試食を行いました。また,斉藤先生からは,単なる料理方法についてだけではなく,野菜が持つ機能性成分や,食材の向こう側(生産者)を考える重要性についてもお話しいただき,舌だけでなく頭で理解しながら食べることで,より深く食材を味わうことができました。参加者からは,「簡単でとても美味しく,是非直売などで消費者へ提供したい」といった感想が聞かれました。
 普及センターでは今後もみやぎ農業未来塾等を通して,若手農業者の支援を行います。
 
 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「栗原ふぁーみんぐ女子会」を開催しました

2018年03月15日 12時10分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年3月5日(月)に,栗原地域の女性農業者の社会参画に向けた啓発や知識の向上及びネットワークづくりを図るため,市内の女性起業家にお話を聞く視察研修会を開催し,市内の女性農業者7人が参加しました。

 はじめに,栗原市瀬峰地区の「観光農園アロエハウス白鳥」を視察しました。アロエを栽培しているハウスを見学したあと,ビジネスの概要や起業のきっかけ,家族からの協力などについてお話をいただきました。その後,アロエにドレッシングやはちみつで味を付けて試食しました。参加者にはアロエはあまり馴染みのない食材でしたが,「クセがないので,どんな味付けでもおいしく食べられる」,「保湿や健康によいと言われている」等の説明を聞き,興味を深めたようでした。

 次に,同じく瀬峰地区の「花カフェ花音(かのん)」を視察しました。花カフェ花音は花屋とカフェを併設したお店で,花屋ではギャザリングという手法の寄せ植えのレッスンや,商品として作品の販売を行っており,カフェでは自家生産した野菜を中心に,栗原市内の農産物を使用してランチやデザートを提供しています。お店を始める上でのポイントや,SNSを活用した情報発信の手法などについてお話をいただいた後,ギャザリングのレッスンを体験しました。ギャザリングは通常の寄せ植えと異なり,鉢を花束のように見せられます。花を長持ちさせる秘訣などについて説明を受けながら,各自で鉢の中を飾り,参加者同士の交流を深めました。

 参加者からは,「毎日の生活で周りにいない方と接することができて良かった」,「好きなことを形にしており,すてきだと感じた」等の声が聞かれました。

 

            

     <アロエハウス白鳥でのアロエの味付け体験>                         <花カフェ花音でのギャザリングのレッスン>

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    

TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙南地区生活研究グループ連絡協議会の総会及び研修会が開催されました

2018年03月15日 11時38分36秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年3月13日に大河原合同庁舎において,仙南地区生活研究グループ連絡協議会の平成30年度総会及び研修会が開催され,グループ員と関係者あわせて約50名が参加しました。
 総会は議案のとおり承認され,平成30年度も農村文化の継承と創造や食育の推進等を行うこととなりました。


 

 

 その後,尚絅学院大学エクステンションセンター センター長の松田道雄氏から「人生100年時代にますます求められる生活研究会」をテーマにして講演会が行われました。生活研究グループの「食」及び「手芸」に関わる活動や「コミュニケーション機能(話す力)」は地域をつなげる強い力であり,自分自身にとっても生きる喜びにつながるとのお話に,出席した会員は熱心に聞き入っていました。


 

 普及センターでは,今後とも地域の食育と健康作りに取り組む生活研究グループの活動を支援してまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
              TEL:0224-53-3419 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙南地域農業経営トップセミナーを開催しました。

2018年03月13日 17時12分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 普及センターとJAみやぎ仙南の共催で平成30年3月7日に「持続し発展する集落営農を考える」をテーマとして「仙南地域農業経営トップセミナー」を開催しました。地域農業の担い手である集落営農集団など約100名の参加がありました。
 このセミナーの講師に,滋賀県にある農事組合法人サンファーム法養寺の理事,上田栄一氏を招き,地域の農業を継続的に発展させるためここに居る皆さん自身が地域を集落を守るために何をすべきか,集落営農を継続するには「損をしない経営」を目指すこと,持続し発展するために後継者を受け入れ育てなければならないこと,集落営農には水田の基盤整備は必須であること等について御講演いただきました。
 その後,参加者の皆様と熱心な意見交換も行われ,仙南地域の集落営農への強い意欲を感じ取ることができました。

 
  講師の上田氏      講演の様子

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たな穿孔暗渠機「カットドレーン」・「カットドレーンmini」実演会を開催しました!

2018年03月13日 16時51分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年2月21日に栗原市志波姫の大豆ほ場を会場に,「カットドレーン」及び「カットドレーンmini」の実演会を開催しました。
 大豆作においては,ほ場の排水対策が重要ですが,栗原市内の転作ほ場では暗渠が未整備であったり,基盤整備後の経過年数が長く,暗渠機能が低下しているほ場が多く見られます。
 近年,農研機構等の研究成果により,資材を使わず迅速に施工でき,暗渠と補助暗渠の両方で利用が可能な新たな穿孔暗渠機「カットドレーン」及び「カットドレーンmini」が実用開発され,農家が所有するトラクタで容易に施工できるようになりました。そこで,本技術を栗原市内へ普及拡大するため,現地ほ場において実演会を開催したところ,寒空の中,生産者と関係機関等含めて41名が参加しました。
 実演会では,「カットドレーン」及び「カットドレーンmini」の研究者である農研機構農村工学研究部門の北川上級研究員により,同機械の特徴や施工方法,ほ場条件やトラクタ装備に応じた作業機の選び方等の説明が行われ,その後実際に施工作業の実演を行いました。当日はほ場がぬかるんで条件が悪く,「カットドレーンmini」では一部のデモ施行のみとなりましたが,「カットドレーン」では本施工が行われ,参加者は施工速度や深さ,施工によってできた空隙の様子等を熱心に見学していました。
 施工ほ場には平成30年産の大豆を作付けし,非施工ほ場と比較しながら生育状況や排水状況等を調査するとともに,夏期には現地検討会を開催し,生産者と一緒に本技術の効果を確認していく予定です。

     

                    <機械の説明を聴く参加者>                                              <カットドレーン施工の様子>

<連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする