平成30年3月16日,南三陸町「グリーンツーリズム体験校舎の宿 さんさん館」で,地域食材「ねぎ」を主役とした料理講習会を開催しました。
「ねぎ」は,東日本大震災の津波で被災した農地の復旧にあわせ,震災復興のシンボルの1つである「南三陸ねぎ」として,南三陸・気仙沼地域で栽培が徐々に広がっている野菜です。
講師には,「さんさん館」の阿部あい子氏を迎え,南三陸町の親子6名が「南三陸ねぎ」を活かしたアレンジ料理を学びました。
参加者には,農産加工に関心のある南三陸町内の親子6名が集まりました。
料理は,「南三陸ねぎときのこのアグロドルチェ」,「南三陸ねぎのシンプルポタージュ」,「チーズや卵を使わないとってもヘルシーな野菜のキッシュ」の3品を作りました。
講師からは,「ねぎ」が免疫力アップや花粉症予防として特に今の時期に重宝する食材であることや切り方によって様々な食感を味わえることなどを熱心に語っていただき,参加者は真剣に聴き入っていました。
試食後,参加者からは,「ねぎの良さを引き出す調理法を学ぶことができた。」,「思ったよりも簡単で,ねぎを使った料理のレパートリーが増えた。」,「今夜自宅で早速作りたい。」などと話していました。参加者は講師にねぎを含めた野菜の活用法や調味料の使い方などについて次々と質問があり,活気あふれる講習会となりました。