宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

グリーン・ツーリズム(訪日外国人受け入れ)研修会が開催されました

2018年03月13日 16時16分58秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成3035日に,気仙沼市本吉公民館において,グリーン・ツーリズム実践者等を対象とする研修会を開催しました。

 「訪日外国人受け入れ研修会~外国人の方と上手に接しましょう~」と題し,講師には,株式会社農協観光 専任マネージャー 前場大樹(ぜんばひろき)氏をお迎えし,インバウンド市場の現状から,言葉・泊・食の工夫などについて御講演いただきました。

 また,参加者間での情報交換では,民泊で外国人を受け入れた際の食事や入浴のシーンでの実体験を基に,大変だった点や上手くいった点など,実践者の生の声を共有することができ,研修会は大変有意義なものとなりました。

 今後,研修会で学んだ内容を活かすことで,気仙沼・南三陸地域でのインバウンドの受け入れ体制の充実が期待されます。


<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班

988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-80688069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp



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平成29年度地域営農推進研修会(第2回)を開催しました。

2018年03月12日 09時17分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年2月16日(金)にハナトピア岩沼において平成29年度地域営農推進研修会(第2回)を開催し,管内の土地利用型農業法人や大豆転作組合等24経営体計53名が参加しました。

今回の研修会では,土地利用型経営体の基幹作物である水稲及び大豆で問題となっている雑草の発生と対策をテーマに,古川農業試験場による講演を行ったほか,土地利用型経営の省力化及び改善に資する新たな技術として,パイプラインが整備された大区画ほ場での「水稲水口流入施肥」や,比較的容易に園芸品目に取り組める「水稲育苗パイプハウスを活用した野菜の養液土耕栽培」について情報提供を行いました。

管内では昨年,水稲の雑草発生が例年になく多かったことや,大豆では近年,アレチウリなどの難防除雑草の発生がみられることから,参加者は熱心に研修を受講していました。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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さといも生産振興検討会を開催しました。

2018年03月09日 08時57分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大河原農業改良普及センターでは,平成28,29年度の2か年,蔵王町特産のさといも生産振興に取り組んでおり,3月2日に,産地維持の方策を検討する「さといも生産振興検討会」を開催しました。
  検討会では,うね立て同時施肥マルチ張り機を活用した機械実証について,普及センターと実証生産者からの取組報告や,市場関係者から市場情勢や他産地の動向が話され,出荷規格の見直しによる選別作業の省力化や地域にあった省力技術導入による産地の維持について話し合われました。
 また,次年度の作付けに向けて土壌分析の活用や適切な肥培管理方法について講習を行いました。
 参加者から,実需者のニーズに合わせた出荷規格の提案や,地域やほ場に適した小型機械による省力化を検討していきたい等の意見が出され,有意義な検討会となりました。

<連絡先> 大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

        TEL:0224-53-3519    FAX:0224-53-3138

 

 


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「クラウドファンディングで夢をかなえよう!」研修会を開催しました

2018年03月09日 08時50分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 当地域においても新規就農者が増加しており,若手農業者による農村地域の活性化が期待されているなか,若者らしい新鮮な発想に共感を集めて資金調達を行う「クラウドファンディング」手法が注目されています。そこで実際にクラウドファンディングによってプロジェクトを成立させた若手農業者の取り組みを学び,農業経営における自己実現に向けた意識の醸成を図るとともに,地域で活動する若手農業者同士の交流を深めるため,「『クラウドファンディングで夢を叶えよう』研修会」2月14日大崎市で開催しました。
 まずはじめに,「秋保ヴィレッジガーデン」の施工を手がけ,秋保で花きの少量多品目栽培を行っている「はゆな花壇」の丹野優奈氏より,ガーデンに秋保地域の形を模したジオラマ式庭園を施工する費用としてクラウドファンディングを活用した体験について講演をいただきました。地域のためにこの事業を行いたいという思いから挑戦を決意し,目的達成のために取り組む過程で資金以外にも様々な支援が得られ,苦労もたくさん経験したことから,「強い思いがあるなら取り組んで損は無い,成功への強い気持ちが大切」「成功するには事前の根回しは必須」「ビジョンやプロセス作りは入念に行う」「丁寧な情報発信が重要」などのアドバイスをいただきました。
 次に,「ウラバタケcafe」の小玉仁志氏より,鳴子で温泉熱を使ったドライフードづくりにクラウドファンディングを活用した経験について講演をいただきました。あえてネット販売では無く,実際に鳴子に足を運んでもらう仕組み作りを目的とし,リターンは鳴子に行かないと受け取れないものを設定したこと,誰にとってどのようなことがあるのかをわかりやすく説明できるように工夫したこと,クレジット決済の手続きが煩雑で出資までたどり着けない支援者がいたこと,24時間体制で質問への対応を行ったことがあるが,この手法によって資金とともにファンも獲得できたこと,メディアからの注目が増加する等の効果があったことなど体験に基づいた具体的なアドバイスを聞くことが出来ました。
 また,講演終了後は,講師と参加者が昼食を取りながら,自己紹介やそれぞれの営農状況などについて情報交換を行りました。参加者は初対面の方が多かったものの,近況や就農のきっかけなどの話題で会話が弾み,交流を深めることが出来ました。


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JA栗っこズッキーニ部会通常総会ならびに栽培講習会が開催されました!

2018年03月08日 18時20分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年2月27日(火)にJA栗っこ志波姫支店で「ズッキーニ部会第2回通常総会ならびに栽培講習会」が開催され,生産者30人が参加しました。
 総会に先立ち,部会の新たな取組として「年間出荷量第1位」「年間で1番早く出荷」「月間出荷量第1位」「前年対比出荷量増加」の項目で生産者への表彰が行われました。また,栽培講習会では,種苗メーカーから低温時の播種・育苗・定植の注意点,花粉確保のための栽培方法について説明があり,普及センターからは病害虫防除について,定植時のアブラムシ対策の粒剤の施用と,前作で発生していた軟腐細菌病等の予防防除が大事であることを説明しました。
 参加者は表彰という新たな取組によって,今後の生産意欲が高められた様子であり,その後の講習会では,基本的な栽培技術についてしっかり学んだようでした。
 2月末現在,ハウス促成栽培では既に播種作業を行っている生産者もおり,3月末には定植作業が行われます。普及センターでは平成30年度も,ズッキーニの収益向上および安定生産に向けた支援を重点的に取り組む予定です。

<表彰の様子(年間出荷量第1位)>

<栽培講習会(病害虫防除)の様子>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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早熟かぼちゃ・普通かぼちゃ栽培講習会が開催されました!

2018年03月08日 18時16分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  平成30年2月22日(木)に渡辺採種場瀬峰研究農場で,早熟かぼちゃ・普通かぼちゃ栽培講習会が開催され,JA栗っこのかぼちゃ生産者14人が参加しました。
 渡辺採種場からは,トンネル栽培と普通栽培の基本的な栽培技術について,まずはほ場の排水対策が重要であること,適期に収穫するために生育,つまり発芽をそろえること,育苗管理が大事である等の説明がありました。普及センターからは病害虫防除のポイントについて,定植時にアブラムシ対策として粒剤を使用すること,自然交配させる場合,開花期はミツバチに影響の少ない農薬を散布すること等を説明しました。
 参加者の中には初めてかぼちゃを栽培する生産者もおり,栽培経験者も改めて基本的な栽培技術について確認でき,農薬の使用方法についてもしっかり確認できている様子でした。
 今後,8月中旬から北海道産かぼちゃが出荷される前の価格が高い時期に,JA栗っこのかぼちゃが多く出荷されるよう支援していきます。

<育苗ハウスを見学している様子>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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女性起業者が漬物の改良ポイントを学ぶ

2018年03月08日 13時08分58秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成30年2月27日(火)にみやぎ亘理農業協同組合本所2階教養文化室において平成29年度女性農業者起業活動支援事業第2回キャリアアップ講座を開催し,11名の女性農業者が参加しました。

  今回の講座では,さとみの漬物講座企業組合理事長の新関さとみ氏を講師に迎え,「漬物における最近の消費者の嗜好について」と題して,塩の上手な利かせ方などのおいしい漬け物を製造する際のポイントについて講義を受けた後,参加者が持参した漬物10点をみんなで試食して感想を貼り,それぞれの改良点について新関先生より助言をいただきました。参加者は,「漬物のノウハウが聴けて良かった」「早速改良したい」とこれからの漬物加工に意欲を示していました。

  今回の研修により,より多くの人に喜ばれる漬物づくりが進むことが期待されます。 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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もちぶた館農産物出品者の野菜づくり研修会が開催されました

2018年03月08日 09時19分40秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成30年3月1日,もちぶた館農産物出品者の会「ファーマーズの会」の研修会が開催されました。

今回の研修会では,春からの計画的な野菜づくりをテーマに研修を行いました。
年間の作付計画の立て方や,輪作の考え方などを改めて確認し,計画的な作付を目指します。

 また,農薬の正しい使用方法について,ラベルの読み方の注意点を中心に,農薬の効果的な使い方について説明を行いました。
参加者からは病害虫の防除や鳥獣害対策,土壌分析等についての質問がありました。

 普及センターでは,今後も栽培技術指導を通して,仙南の安全・安心な農産物生産を支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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南三陸町入谷地区で「豆腐料理講習会」を開催しました

2018年03月07日 13時45分24秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

平成30年3月2日,南三陸町入谷地区で「豆腐料理講習会」を開催しました。

参加者は,同地区で手造り豆腐とその豆腐を使ったお惣菜を手掛けている女性グループ「ビーンズくらぶ」です。

講師には,登米市中田町で「精進スイーツ結び」という精進料理のお店を経営している熊谷桂子さんをお招きしました。

 料理は,メニューそれぞれに大豆を使用した,「豆腐のハンバーグ」,「豆腐のシュウマイ」,「おからのガトーショコラ」の3品を作りました。

 試食後,ビーンズくらぶのメンバーからは,「早速注文を受けているお弁当のおかず1品として取り入れたい」,「初めてシュウマイを作ったが,身近な食材で簡単に作れたうえに,ヘルシーなのはうれしい」,「お肉を使わずにしっかりした味の料理が作れたことは,まさにビーンズ(豆)の力」といった感想がありました。

 今回学んだ豆腐料理からアイデアが広がり,ビーンズくらぶ自慢の豆腐料理がますます増えていくことが期待されます。

   

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6

電話:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

E-mailksnokai@pref.miyagi.lg.jp(所代表)


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「気仙沼・南三陸地域 農業経営セミナー」を開催しました。

2018年03月07日 11時10分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成30年3月1日に,宮城県気仙沼合同庁舎を会場に,気仙沼農業改良普及センター主催の「平成29年度気仙沼・南三陸地域農業経営セミナー」を開催し,農産加工に取り組む女性農業者など23名の出席がありました。普及センターでは毎年,農業経営に関するセミナーを開催しており,今年は農村活性化に向けた取り組みの中で女性農業者の更なる活躍のため,農産加工販売をテーマとして開催しました。

講師には,岩手県遠野市で,道の駅に農家レストランを構える「夢咲き茶屋」の代表理事の昆裕子氏を招き,郷土料理の提供から,地域活性化のための取組など様々な事例紹介をしていただきました。20年以上続く組織の運営の工夫や,商品開発の工夫,そしてイベント企画や小学校との連携などについてお話いただきました。 地域づくりという目標を組織の中で徹底し,その中で女性が生き生きと活躍する活動を実践してきた昆氏の講演は,参加者にとって大変刺激となる内容でした。

 講演後も時間いっぱいまで質問が出され,講師も出席者も女性の力あふれるセミナーとなりました。

 <連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 宮城県気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6
電話:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL:ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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