宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

子供達に伝えたい料理を教わりました

2018年03月05日 16時26分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 当管内では、毎年、若手女性農業者向けの研修会を開催し3年目になります。今年は平成30年2月22日に、登米地区生活研究グループ連絡協議会員を講師に迎え、「登米のお母さんから学ぶ子供達に伝えたい料理」と題して、油麩丼、茶碗蒸し、春巻きの皮で作るパリパリサラダの3品を教わりました。
 参加者は少人数でしたが、講師の二人はこれまで生活研究グループで培った内容を若い人に伝えようと熱心に指導し、調理実習を通して会話も弾み、試食後の交流会も盛り上がりました。油麩丼は登米のソウルフードと言われていますが、実際はしっかりした調理法を知らなかったという人も多く、2種類の油麩の違いも楽しむことが出来ました。
 毎年登米ならではの内容で好評を得ている研修会は、お母さん達の技の伝達場所にもなっており、登米地区生活研究グループ連絡協議会の事業の一環にもなっています。










<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
 〒987-0511  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
        電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522

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仙南4Hクラブが亘理町のりんご園といちご園を視察

2018年03月05日 15時17分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成30年2月28日,仙南4Hクラブの9名は亘理町の結城果樹園と鈴木知行氏のいちご園を視察しました。

 最初の視察先である結城果樹園では,せん定や病害虫対策を学び,経営管理について情報交換を行いました。クラブ員からは近くに果樹農家がいなくて困っていることが話され,「ライバルがいないことは販路拡大のチャンス」と結城代表からアドバイスをいただきました。


せん定の基本を学ぶ

 次の鈴木氏のいちご園では,地域でも栽培が少ない土を用いた高設ベンチの栽培方法の説明を受けました。鈴木氏によると,ヤシ殻を培土とする一般的な栽培方法に対して,土で管理する方が収量が多く,尚且つ美味しいとのことで,クラブ員は実際に食べ比べを行い味の違いを体験しました。


いちごの美味しさの秘密は土にある?

 クラブの平成29年度の活動は今回の視察研修で全て終了しました。来年度は近隣県への視察研修に加え,クラブと自家農産物をPRし,小学生への食育活動の取り組みを計画しています。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
      TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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白石市のりんご生産者が地域特産物マイスターに

2018年03月05日 15時10分14秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成30年2月27日,東京都港区赤坂の三会堂ビルにおいて,菊地哲夫氏に地域特産物マイスターの認定証が交付されました。

 このマイスター制度は,地域特産物の振興や産地の育成に努める人材を認証する制度です。

 果樹栽培が盛んな仙南地域において,菊地氏は寿丸果樹園(明治34年創業)の4代目として,農薬と化学肥料を節減する栽培方法や,葉摘みをせずに樹上で完熟させて収穫するりんご作りを特徴としています。JAみやぎ仙南白石地区果樹部会や白石市認定農業者連絡協議会では会長職を勤め,県園芸協会では県の果樹振興に尽力されていること,長年にわたって研修生を受け入れ,後継者の育成に取り組んでいることなどが評価されました。

 菊地氏には,県域を越えたりんごの栽培指導や研修生の受け入れなどから,今後更なる活躍が期待されます。


りんごで地域振興に取り組む

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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「地域づくりワークショップ」を開催

2018年03月05日 15時09分47秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
3月1日に,大郷町認定農業者連絡協議会主催で「大郷町地域づくりワークショップ」が,大郷町中央公民館で開催されました。はじめに大郷町役場から大郷地域の農業の現状や取組について話題提供がなされた後,東京農業大学名誉教授門間敏幸先生から地域づくりやリーダーシップの考え方,ワークショップの注意点について御講演をいただきました。ワークショップでは,門間先生が考案されたTN法を用い,自分や集落等での問題点を各自自由な発想でアイデイアカードに記入後,普及センター職員がファシリテータとしてチーム毎に整理しました。ワークショップの後半ではアイデイアの評価を参加者全員で行いました。評価は分析され,今後,検討していきます。門間先生からは,地域の合意形成に向けて労をいとわず協力していただくという力強いお言葉をいただきました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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