宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾ホップアップスクールを開催しました

2017年09月13日 08時59分22秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成29年8月22日に仙台農業改良普及センターにて,新規就農者の基礎的な知識や技術のレベルアップを目的とした「みやぎ農業未来塾ホップアップスクール」を開催しました。
 普及センター職員が講師となり,病害虫に関する基礎的な知識と防除方法についての講習を行いました。その他実習として,参加者にネギ「黒斑病」の病原菌を顕微鏡で観察してもらいましたが,普段病原菌の実物を見る機会はあまりないので,皆さん熱心に顕微鏡をのぞいていました。
 参加者からは,「基礎的な話を聞く機会がなかったのでありがたい。次回も参加したい」と好評でした。
 今後も,新規就農者の基礎的な知識・技術向上の一助として,各種講習会を開催する予定です。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台地域農業普及活動検討会が開催されました

2017年09月13日 08時48分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

9月1日(金)に仙台地域農業改良普及活動検討会を開催しました。
 農業者や学識経験者,関係団体,関係機関等の方を委員に,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するために年2回開催するもので,普及活動の内容や手法,今後の普及事業のあり方等について検討いただきました。
 今回は,プロジェクト課題「曲がりねぎ販売額1億円を目指す指定産地の育成」で設置しているねぎの品種比較試験調査ほ場を視察した後,JAあさひな営農総合センターの会議室においてプロジェクト課題のこれまでの取組や今後の活動について検討を行いました。
 委員の方からの評価や御意見は,今後の普及指導活動に反映させてまいります。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城県農業大学校の先進農業体験学習開始式が開催されました。

2017年09月12日 16時41分47秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年9月4日に石巻合同庁舎で,宮城県農業大学校の先進農業体験学習開始式が行われました。先進農業体験学習は農業大学校生が9月4日から10月6日の33日間にわたり,先進的農家で研修を受けるものです。今回,先進農業体験学習を石巻管内で受講する農業大学校生は5名で,研修内容は土地利用型作物,施設園芸,農産加工等様々です。普及センターの髙橋所長からは,受入先の生産者1戸3法人は,皆さん農業の発展に協力的で,高い技術を持っているだけではなく,人格的にも素晴らしい方々なので,解らないことはどんどん質問して,充実した33日間の体験学習にして欲しい,とのあいさつがあり,5名の農業大学校生はこれから始まる体験学習への期待を膨らませていました。
 今回の体験学習で実際の農業現場を肌で感じ,10月6日の終了式では,一回り大きくなった大学校生と出会えることが期待されます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登米の農業士と金のたまご達が学び,語り合う夕べ

2017年09月12日 11時15分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年9月5日(火)に登米市農業士会主催で「登米市農業士会経営向上研修会」が開催されました。本研修会は農業士相互に経営事例を紹介しあうことにより,お互いの経営向上に役立てることを目的としています。
 また,みやぎ農業未来塾Aコースとして,先進農業体験学習中の宮城県農業大学校生が管内の優れた農業経営を視察する「先進的農業経営体視察研修会」も併せて開催し,農業士,農業大学校生,関係機関など26名が参加しました。
 研修では指導農業士の大立目忠徳氏,青年農業士の千葉翔太氏と相澤宏氏,元指導農業士伊藤秀雄氏の経営について現地を視察し,話を伺いました。農業士は仲間の経営と工夫に感心し,また農業大学校生は優れた経営者の話を聞き,就農への意欲を高めたようでした。
 研修終了後は(有)伊豆沼農産において登米市農業士会員と農業大学校生や4Hクラブ員など,若き農業経営者達が意見を交わし合いました。農業大学校生や4Hクラブ員は今後の抱負を紹介,農業士からは励ましの言葉をいただくなど,それぞれの将来について熱い思いを語り合いました。

    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「農業後継者の確保・育成」をテーマに普及活動を検討しました

2017年09月12日 10時57分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年8月30日(水),登米市中田町において「農業後継者の確保・育成」をテーマに第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました。
 検討会に先立って,(株)石ノ森農場のきゅうり栽培施設を視察しました。石ノ森農場は施設花きを中心に平成26年3月に法人化しましたが,平成28年度にきゅうりを導入したことから,登米市農業マイスター制度を活用して,先進農家に社員の技術指導をお願いしています。当日は代表取締役で青年農業士でもある山内健太郎氏より社員の人材育成に関する話を伺いました。
 室内検討会では,テーマに関連するプロジェクト課題No.4「きゅうり産地の持続的発展に向けた組織体制強化及び新規就農者等の育成」と重点活動No.2「新規就農者の確保・育成対策の整備」について活動内容を発表し,8人の検討委員から意見を伺いました。その後,テーマに沿って普及活動のあり方について総合討議を行いました。検討委員は農業者,農業法人,市・農業協同組合など直接農業に関わる委員の他,中小企業診断士,地元FM局の代表取締役,食育推進会議の会長などで構成されており,「法人の人材育成への支援」や「産地維持へ向けた新規就農者育成への支援」,「農業を志す人達へのPRの仕方・方法の工夫」など幅広い視点から意見をいただきました。これらの意見を踏まえ,今年度後半の活動等に活かして行きます。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
      電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成30年産に向けたJAみやぎ仙南そらまめ部会栽培講習会が開催されました

2017年09月12日 09時47分47秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 8月28日から9月1日にかけて,管内3カ所(白石・角田・丸森地区,蔵王・川崎・柴田地区,村田地区)で,平成30年産のそらまめ栽培講習会が開催されました。

 平成29年産では,春先の強風や乾燥の影響で花落ちが多く,収量が平成28年産を下回ったこともあり,参加者は熱心に受講していました。
講習会には,約70名の参加があり,新たに栽培に取り組む生産者も見られたため,播種の方法や培土の選び方,冬越しの方法等,基本的な技術の再確認を行いました。
参加者からは,適正な栽植密度や分析土壌の採取方法,施肥・病害虫防除等について多くの質問が出されるなど,栽培技術向上の意欲が伺えました。

 普及センターでは今回の講習会に加えて,越冬後の春からの管理講習会も行い,平成30年産そらまめの安定生産を支援していきます。


〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先進的な酪農経営モデルを視察しました

2017年09月11日 12時00分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙南地域の白石市,蔵王町,七ヶ宿町の各酪農連合会等で組織された白石刈田酪農組合連合会(会員数64名)の年間事業計画の一つである視察研修会が8月23日に行われました。

 一般財団法人蔵王酪農センターに伺い,畜産クラスター事業で今年7月に整備された搾乳ロボット等を導入した施設を視察し,将来の酪農経営モデルの一つとして,先進的な取り組みについて研修しました。

 参加者からは,牛の馴致の仕方やフリーバーンの管理の仕方,労働力軽減などについての質問や意見が活発に出されていました。

          
 搾乳ロボットの作業を確認       畜舎内を視察

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第1班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酪農センターでの視察研修会

2017年09月11日 09時39分41秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  仙南地域で酪農に従事する若手女性による女性同士のネットワーク組織「酪農ガールズ」の視察研修が8月28日に開催されました。視察先は,国の畜産クラスター事業により,搾乳ロボット等を導入し,酪農経営の合理化に取り組んでいる一般財団法人蔵王酪農センターです。

  また,今回は他の組織と交流を深める初の試みとしてみやぎの酪農農業組合の青年部の方々と合同で視察研修を行いました。

  参加者からは,将来の酪農経営の参考にするため,搾乳ロボットや牛舎の構造について活発に質問しあっていました。

  今後も,普及センターでは将来の酪農経営の女性リーダー育成を図っていきます。

      
    視察研修            集合写真

 〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第1班
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAあさひなりんご部会 第二回現地検討会が開催されました

2017年09月08日 10時10分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JAあさひなりんご部会は部会員数11名で黒川郡3町村,富谷市あわせて約6haの栽培面積があります。部会では,普及センター職員を講師に年3回の巡回講習会を開催しており,8月28日に今年2回目の講習会を開催,5名の参加がありました。
 当日は参加者のほ場を全員で巡回しながら早生品種「つがる」の成熟状況や病害虫の発生状況などを確認しました。今年は,7月下旬からの記録的な連続降雨等の影響により病害虫防除が困難になるなど,りんご生産には大変苦労する年となりましたが,生産者の日頃の努力により,目立った病害虫の発生も少なく全体的に十分な結実が確保されております。
 普及センターからは,「つがる」の適期収穫や今後懸念される病害虫に対する防除について説明を行いました。
 収穫されたりんごは,道の駅「おおさと」や黒川郡内の直売所などで販売されていますので,この機会に是非,旬の完熟りんごをご賞味ください。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北・北海道地域農業士研究会の現地視察研修が開催されました

2017年09月07日 17時13分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 東北各県及び北海道地域の農業士が一堂に会し,資質向上や情報交換,相互交流等を目的に,平成29年度東北・北海道地域農業士研究会宮城大会が8月23日~24日にかけて,仙台市太白区秋保及び県内5地区の現地視察コースにおいて開催されました。
  第1日目は,ホライズンコンサルティンググループ(株)代表取締役の庄司和弘氏から基調講演をいただき,その後,「人材育成」「利益追求」「地域農業の持続」をテーマにワークショップが行われました。
 第2日目は,県内5コースに分かれて現地視察が行われ,当地域は「復興・土地利用型コース」として27名の参加がありました。視察先は,当時30代前半と若い被災農業者4名により震災した年に法人化した(株)イグナルファームと,震災後,地域の水田を借受け大規模法人経営に取り組んでいる(株)ぱるファーム大曲で行われました。
 (株)イグナルファームにおいては,若い農業者による積極的な経営展開に対する取組姿勢,販売先に合わせた品種の導入とその品種に合わせた栽培方法,また新たな栽培方法の取組等について関心が寄せられていました。
 また,(株)ぱるファーム大曲においては,被災農家等から地域の水田を借受け,その経営規模の大きさや復興交付金事業で導入された機械施設に関心を示した一方で,震災復興からの経営安定にエールが寄せられていました。
 本研究会を通じて,各道県農業士の方々の知見の向上と相互交流が図られた2日間でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする