8月25日,登米市豊里町転作集団連絡協議会員が集まり,大豆の巡回指導会が開催され,各ほ場を巡回の上,生育状況について意見交換を行いました。
本年は開花期ごろから雨が多く,病虫害の発生が心配されましたが,今回の巡回では,やや蔓化したり,倒伏したほ場はあったものの,病虫害は少なくまずまずの生育でした。
また近年,大豆連作ほ場でダイズシストセンチュウ等による生育不良が問題となっており,対策として対抗植物であるマメ科緑肥(クリムゾンクローバーなど)の作付などに取り組んでいます。今回は生育状況の確認と合わせて,センチュウ対策の効果についても確認しました。
登米市は県内でも有数の大豆産地であり,実需者から高い評価を受けています。普及センターでは,産地の維持,さらなる発展のため,引き続き大豆の収量・品質向上に向けて生産者と一緒に活動していきます!
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
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