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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

アグリードなるせ「福幸祭」を開催

2013年11月14日 10時15分31秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  平成25年11月10日(日)に(有)アグリードなるせ(代表取締役社長:安部俊郎)は東松島市野蒜の同社敷地において福幸祭を開催しました。

 野蒜小学校の太鼓の演奏をスタートに開会し,(有)アグリードなるせ安部代表より,「昨年に引き続き,第2回目の福幸祭,鳴瀬の新町・中下地区の田や畑を見に来てけさいん。と題して開催しました。地域とともに震災からの復興を目指してともにがんばりましょう。」と挨拶がありました。

  イベントは,餅つき,焼き牡蛎,豚汁+おにぎり,焼きそば・焼き芋,農産物販売,農業機械の展示,馬とのふれあいコーナー等,多彩なコーナーを企画し子供から老人まで楽しめる福幸祭となりました。

 普及センターでは(有)アグリードなるせを重要な担い手組織として位置づけ,経営の安定化支援と6次化に向けた取組みの支援を行っています。


安部代表あいさつ


賑わいを見せた餅つき

<連絡先>
   宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
  TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999


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「東松島市大曲復興祭の開催(㈱ぱるファーム大曲と石巻4Hクラブの取組)」

2013年11月14日 10時08分05秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  平成25年11月9日(土)東松島市大曲コミニティセンター(大曲区民センター)において復興祭が初めて開催されました。

 復興祭は大曲小学校鼓笛隊の演奏から始まり,東松島市阿部市長から「震災により甚大な被害を受けた大曲地区,まだまだ復興半ばであるが区民センターを核とした地域のつながりを再開することができるまでになった。地域の復活に向けともにがんばりましょう。」と開会の挨拶がありました。さらに,阿部市長から「農業の再開は(株)ぱるファーム大曲を核として地域農業を盛り上げていただきたい。」と激励の言葉が述べられ,ぱるファーム大曲の三浦吉郎代表はじめ役員は新たな気持ちで復興祭に参加していました。

  ㈱ぱるファーム大曲は大根,ハクサイ,里いも,春まきタマネギを販売しました。大根,ハクサイは軽トラックに満載し,格安で販売したこともあり,すべて売り切れました。

 また,その隣では石巻地区4Hクラブがきゅうり,シクラメン,ハボタンなどを販売しました。4Hクラブは今年度「交流」をテーマとしており,普及センターでは㈱ぱるファーム大曲とのコラボを図りました。昼前には出品物がすべて売り切れてしまい,㈱ぱるファーム大曲と同様に大盛況な農産物直売会となりました。

 普及センターでは㈱ぱるファーム大曲に対し,平成26年度の事業計画の策定や露地野菜の品目選定,ネギの作付け拡大の支援に取り組んでおり,継続して法人組織の育成を図っていきます。


(株)ぱるファーム大曲では軽トラックで大根とハクサイを販売


石巻4Hクラブの活動も復興を後押し

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999


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震災後、再開した公共牧場が閉牧しました

2013年11月14日 09時15分02秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 石巻市河北上品山牧場は東日本大震災後としては県内の公共牧場で最初に放牧を再開しましたが,11月5日,今年度の放牧期間が終了し,49頭の黒毛和種繁殖雌牛が大きな事故もなく,無事に畜主の元へ帰りました。(最大で54頭入牧していましたが,分娩のため,5頭が既に退牧)
 入牧前,福島第1原発事故により牧草の放射性物質が国の基準値を超えたため,平成24年度に除染作業を実施し,今年5月には牧草の放射能物質検査などにより,通常より1か月程度遅い入牧となりました。放牧期間中も牧草と牛体の放射能物質濃度を定期的に検査すると共に,健康状態の把握に努めてきました。
 牛たちは牧場で元気に4か月余りを過ごしました。ほとんどの牛が受胎しており,畜主の元で分娩を迎えます。また,退牧の際には,牧場の居心地が良かったのか,トラックに乗るのを嫌がる牛が多く見受けられました。
 普及センターでは,今後も土壌診断や牧草の放射性物質の検査等を行い,牧場の安全性を高めていきたいと考えています。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999


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「第3回 仙台農業復興塾」を開催しました

2013年11月13日 16時51分57秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  仙台農業改良普及センターではJA仙台と共催で平成25年11月8日に「第3回仙台農業復興塾」を開催しました。仙台農業復興塾は東日本大震災による津波被害からの農業の復興に向けた地域のあり方や経営管理について農山村地域経済研究所長の楠本雅弘氏を講師に本年度4回シリーズで行っているものです。
  3回目の今回は農業生産組織の代表者など約40名が参加しました。「知っておきたい組織の運営と経営管理」をテーマとした農業生産組織の運営方法,経営管理方法について講義を受けた他,他地域の先進事例のDVD上映が行われ,参加者は熱心に聞き入っていました。
  最終回の第4回は,平成26年1月に農業経営に必要なお金の管理の方法や,利益を確実にするためのコスト管理をテーマに開催する予定です。普及センターでは復興塾の開催と個別支援活動を通じて,仙台東部地区の農業の復興を支援して行きます。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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JAみやぎ亘理産「仙台いちご」復興感謝・出荷式開催される

2013年11月13日 11時08分20秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  JAみやぎ亘理産いちごは,東日本大震災による大津波で栽培面積96haの内95%が被害を受けました。亘理町,山元町では,東日本大震災復興交付金により約40haのいちご団地の整備が進められていましたが,平成25年9月に生産者への引渡が完了し,125名がいちご団地での栽培を開始しました。また,津波被害を受けた両町のいちご選果場も,1カ所にまとめた形で整備が進められ,亘理町浜吉田のいちご団地内に完成しました。

 これを祝い,平成25年11月6日(水)にJAみやぎ亘理産「仙台いちご」復興感謝・出荷式が開催されました。出荷式には,これまでに支援してきた行政機関,団体,生産者が一堂に会し約500名が出席しました。

 式典では,JAみやぎ亘理代表理事組合長からこれまでの復興支援に対する感謝をこめたあいさつがあり,その後農林水産省生産振興審議官,宮城県知事,亘理町長,山元町長,全国農協中央会長から祝辞がありました。祝辞の後,JAみやぎ亘理から復興までの経過報告があり,栃木県知事,全国農業協同組合連合会から激励の言葉がありました。引き続きJAみやぎ亘理いちご部会長から決意の言葉が述べられ,復興再開されたいちご栽培に対する決意表明がされました。

 決意表明の後,地元小学生がデザインしたJAみやぎ亘理産「仙台いちご」キャラクター『わたリーナ』が紹介され,キャラクターの着ぐるみが登場すると会場は大いに盛り上がりました。キャラクターが登場した後の出荷式では,いちご出荷ラインのボタンが来賓により押され,初出荷が開始されました。

平成26年産JAみやぎ亘理産いちごは,生産者211名55.5haで栽培が行われ,11月から出荷が開始し,翌年6月まで出荷が行われます。普及センターでは,いちご産地の復興に向けた支援を引き続き行っていきます。

〈連絡先〉 亘理農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0223-34-1141


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「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会先進地視察研修~「仙台小ねぎ」を活かしたた地域作り支援~

2013年11月11日 13時52分20秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会は,涌谷町の地域特産品である「仙台小ねぎ」を通した地域活性化を支援するため,今年6月に設立された組織です。
 平成25年10月30日,山形県北村山郡大石田町の特産品「そば」を通して地域活性化に取り組んでいる先進事例を視察し,今後の活動の参考にすることを目的に視察研修会が開催され,「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進委員等17名が参加しました。
 当日は,大石田町におけるそば生産拡大の経緯や『かおり風景100選「大石田そばの里」推進協議会』(事務局:大石田町産業振興課)の活動概要と組織運営,今後の課題等について学びました。
 また,推進協議会参加団体の中には,生産者,JA,行政の他,そば打ち愛好者や食べるのが好きな方,学術的にそばを研究している方達のグループもあり,町内でそばを通して幅広い活動を行っている人々で構成されているとのことでした。色々な人たちと一緒に活動するとアイデアが増え,それを一つ一つ積み上げていき,皆さんの意見を取り入れていくと,その人達が一緒に応援してくれるようになるとの貴重な話を伺いました。
 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会では,今回の研修会で学んだ地域づくりの内容をこれから開催予定のイベント等に活かしていく計画です。
 普及センターでは,今後も「仙台小ねぎ」を活かした地域活性化の支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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北浦梨(きたうらなし)商品化試作品発表会の開催~美里町内飲食店による梨商品開発支援~

2013年11月11日 13時47分04秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 美里町北浦地区を中心に生産されている梨は大正時代から本格的に栽培がはじまり,「北浦梨」として知られています。美里町はこの梨を地域資源として捉え,「お店で食べられる」,「お土産にできる」特産品の開発を進めています。
 今年8月から,美里町主催で,普及センターが開発支援を行ってきた「北浦梨ピューレ」を原料とした調理実習・研修「北浦梨商品化研修会」が3回開催され,その成果や取組のPRのため,平成25年10月26日(土)ヨークベニマル北浦店(美里町内)にて,研修会に参加した町内飲食店経営者等7名が試作品の発表を行いました。披露された梨商品試作品は,これまでの研修で学んだレシピや梨ピューレの使い方を参考にして,「梨のチーズケーキ」,「梨の焼き菓子」,「梨を使った漬物」,「梨の冷製スープ」,地域伝統食「すっぽこ汁」等合計10品です。
 当日は試食品の提供とアンケート調査を行い,消費者からよりよい商品づくりに向けて意見をいただきました。試作品はどれも好評で,「梨の風味や甘みがいかされていて良かった」,「試作ではなく早く販売して欲しい」等の感想や意見がありました。梨商品は数品の商品化が決まっており,今後美里町内で購入することができます。
 普及センターでは,今後もこのような地域資源を活用した特産品開発の支援を継続します。
<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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小ねぎ料理アイデアレシピコンテスト開催!~地元高校生が「仙台小ねぎ」を使った料理を考案しました~

2013年11月11日 13時25分57秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会は,涌谷町の地域特産品である「仙台小ねぎ」を通した地域活性化を支援するため,今年6月に設立された組織です。
 推進委員会では,昨年度に引き続き,涌谷高等学校生を対象にした「小ねぎ料理アイデアレシピコンテスト」を開催し,高校生からの応募数は41点にのぼりました。
 平成25年9月13日に開催されたレシピ審査会では,応募された書類をもとに,涌谷高等学校家庭科教論,涌谷町栄養士,普及センター等7名が審査員になり,入賞作品5点を選定しました(なお,今回は入賞作品5点でしたが,同じ内容の入賞作品であったため入賞者は6名になりました)。
 また,平成25年10月14日(月)には,表彰式を「わくや産業祭2013(遠田商工会主催)」会場にて行いました。
 今回の入賞者,入賞レシピ名は以下のとおりです。
 涌谷高等学校 千葉優華さん(2年):「小ねぎスープ餃子」
浮津悠暉さん(2年):「小ねぎのささみ巻きフライ」
橋杏奈さん(2年):「小ねぎとじゃがいものコロッケ」
杉原詩織さん(2年):「小ねぎ味噌のぶた肉丼」
及川紗菜さん(2年)・菅原彩可さん(2年):「小ねぎのはっと汁」
 来年3月から涌谷町内の飲食店で今回と昨年度の入賞レシピが食べるられるようなイベントを開催する計画です。
 普及センターでは,今後も「仙台小ねぎ」を活かした地域活性化の支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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農業未来塾先進農業視察研修会を開催しました!

2013年11月11日 13時00分19秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 10月24日(木)に若手農業者等を対象に未来塾先進地視察研修会を開催し,8名の農業者が参加しました。
  はじめに,山元町に建設された復興支援のためのイチゴとトマトの大規模技術実証施設を視察しました。各種先進技術を導入してイチゴ高設栽培とトマト低段栽培の生産実証に取組み,復興支援のための早期の技術確立を目指していました。担当者は,まだ取組みは始めたばかりで今後改善を加えながら先進技術を定着させていきたいとのことでした。
 次に,柴田町で花き生産を行っている齋藤園芸,大宮氏の2名のハウスを視察しました。齋藤園芸は,シクラメン,カーネーションなどの鉢花を生産しています。現在は,シクラメンやポットマムが中心で,ハウス内に出荷間近のきれいな花が整然と並べられていました。また,大宮氏は,輪ぎくとトルコギキョウを栽培しています。品種構成の考え方や販売先などで苦労した点や輪ぎくについては,ハウスと露地での栽培を行っているが販売は年々厳しい状況であることや労働力不足が課題であるなどのお話を伺い,参加者は熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは今後も若手農業者の資質向上を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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仙南地区直売グループ連絡協議会視察研修が行われました。

2013年11月07日 13時25分23秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 仙南地区直売グループ連絡協議会は,白石市の青っ葉市,角田市の葉っぱ市,川崎町のかあちゃん市等,仙南地区の6直売所が参加し平成12年に設立した会で,相互交流,連携強化,共同研修会の開催等を通じ,各直売施設の一層の円滑な運営を図り,共存共栄によって地域活性化の役割を担うことを目的に活動しています。

 当会では,年一回のペースで先進地視察研修会を行っており,今年は,①特徴のある,消費者にとって魅力のある直売所づくり,②もち加工品の販売,提供の強化の2点について学ぶため,「もち文化」の先進地,岩手県一関市にある道の駅「かわさき」及び「厳美渓」への視察研修を行いました。

 道の駅「かわさき」では,魅力ある直売所づくりのため,夕方まで品揃えを切らさない,継続して新商品を開発する,グリーンツーリズムを取り入れた集客・宣伝を行う等の取組みを行っていることを学び,実現するための工夫について熱心に研修しました。

 

 (熱心に研修中)

 同様に,道の駅「厳美渓」では,もち文化を特色とした道の駅づくり,もち加工におけるバリエーションを増やす工夫などを学び,併設するレストランで提供するもち料理も味わいながら有意義な研修を行うことが出来ました。

(人気メニューに学ぶ)

(人気メニューの和風餅セット)

 帰りの車内では、各直売所からの参加者が意見交換を行い,今回の研修で学んだことを各直売所に持ち帰り,より工夫を重ねて行きましょうという声が聞かれました。

 普及センターでは、今後とも,生産者の農産物直売所を拠点にした特徴ある農産物の生産や魅力的な加工品等の商品開発,販売活動の展開を積極的に支援してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班                      

       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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