宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「第3回 仙台農業復興塾」を開催しました

2013年11月13日 16時51分57秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  仙台農業改良普及センターではJA仙台と共催で平成25年11月8日に「第3回仙台農業復興塾」を開催しました。仙台農業復興塾は東日本大震災による津波被害からの農業の復興に向けた地域のあり方や経営管理について農山村地域経済研究所長の楠本雅弘氏を講師に本年度4回シリーズで行っているものです。
  3回目の今回は農業生産組織の代表者など約40名が参加しました。「知っておきたい組織の運営と経営管理」をテーマとした農業生産組織の運営方法,経営管理方法について講義を受けた他,他地域の先進事例のDVD上映が行われ,参加者は熱心に聞き入っていました。
  最終回の第4回は,平成26年1月に農業経営に必要なお金の管理の方法や,利益を確実にするためのコスト管理をテーマに開催する予定です。普及センターでは復興塾の開催と個別支援活動を通じて,仙台東部地区の農業の復興を支援して行きます。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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JAみやぎ亘理産「仙台いちご」復興感謝・出荷式開催される

2013年11月13日 11時08分20秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  JAみやぎ亘理産いちごは,東日本大震災による大津波で栽培面積96haの内95%が被害を受けました。亘理町,山元町では,東日本大震災復興交付金により約40haのいちご団地の整備が進められていましたが,平成25年9月に生産者への引渡が完了し,125名がいちご団地での栽培を開始しました。また,津波被害を受けた両町のいちご選果場も,1カ所にまとめた形で整備が進められ,亘理町浜吉田のいちご団地内に完成しました。

 これを祝い,平成25年11月6日(水)にJAみやぎ亘理産「仙台いちご」復興感謝・出荷式が開催されました。出荷式には,これまでに支援してきた行政機関,団体,生産者が一堂に会し約500名が出席しました。

 式典では,JAみやぎ亘理代表理事組合長からこれまでの復興支援に対する感謝をこめたあいさつがあり,その後農林水産省生産振興審議官,宮城県知事,亘理町長,山元町長,全国農協中央会長から祝辞がありました。祝辞の後,JAみやぎ亘理から復興までの経過報告があり,栃木県知事,全国農業協同組合連合会から激励の言葉がありました。引き続きJAみやぎ亘理いちご部会長から決意の言葉が述べられ,復興再開されたいちご栽培に対する決意表明がされました。

 決意表明の後,地元小学生がデザインしたJAみやぎ亘理産「仙台いちご」キャラクター『わたリーナ』が紹介され,キャラクターの着ぐるみが登場すると会場は大いに盛り上がりました。キャラクターが登場した後の出荷式では,いちご出荷ラインのボタンが来賓により押され,初出荷が開始されました。

平成26年産JAみやぎ亘理産いちごは,生産者211名55.5haで栽培が行われ,11月から出荷が開始し,翌年6月まで出荷が行われます。普及センターでは,いちご産地の復興に向けた支援を引き続き行っていきます。

〈連絡先〉 亘理農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0223-34-1141


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