平成30年8月6日(月)に,わかやなぎ農産物直売所くりでん内の餅加工部門「くりでん娘(こ)」のメンバーを対象に,「農村女性起業講座」と題して新商品の開発講座を開催しました。
「くりでん娘」は若柳地区の女性農業者5人からなり,直売所内でずんだ餅やくるみ餅,えび餅等各種餅菓子の加工・販売を行っています。今回は夏場の需要喚起のための商品として「水まんじゅう」を,お盆やお彼岸のニーズに沿った商品として「らくがん」を新たに商品化するため,大崎市三本木の和洋菓子店「気仙堂」のオーナーを講師にお呼びして試作しました。
水まんじゅうは小豆餡だけでなく,変わり種として若柳地区の特産品であるずんだの餡とブルーベリーの餡も使用し,食べやすいようカップに個包装しました。らくがんは,きなことすりごまの2種類とし,花型や四角い型,丸型の型を使用して作りました。試作中は,新商品のアイデアを考えたり,講師が持参した機械類の代用品を検討したりと売上向上に向け,講師と意見を交換していました。
今回研修した2つの新商品を「わかやなぎ農産物直売所くりでん」で見かけた際には,是非御賞味ください。
わかやなぎ農産物直売所くりでん
所在地:宮城県栗原市若柳字川北塚ノ根27-1
TEL:0228-32-7707
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144