
大崎農業改良普及センター管内には4つの水稲採種組合があり,宮城県の水稲種子の約6割を生産しています。普及センターでは,採種ほ場の栽培管理状況と,種子伝染性病害であるばか苗病の発生状況を確認するため,6月下旬から7月中旬にかけて予備審査を実施しています。
予備審査では,異株の有無,雑草の発生程度,ばか苗病の有無などについて,普及センター職員,採種組合員及びJA職員が1ほ場ずつ確認して回りました。ほとんどの採種ほ場は適切な管理が行われており,今後も異株抜きなどの徹底した管理をお願いしました。
今後は出穂期(8月上旬)及び糊熟期(9月上旬)にほ場審査を行います。優良種子が水稲生産者に届けられるよう,引き続き採種組合,JAと普及センターが一丸となって取り組みます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910