令和元年6月28日にJAみやぎ登米主催の「つきあかり栽培講習会」が,中田農村環境改善センターで開催され,生産者と関係機関など約70人が参加しました。
はじめに,「つきあかりの生育状況と今後の管理について」と題して,農研機構中央農業研究センター北陸研究拠点の石丸上級研究員が,品種の特性や生育量の目安,生育診断,収穫適期等について話されました。
引き続き「つきあかり」の栽培ほ場で現地検討会を実施し,石丸上級研究員から実証展示ほごとにコメントをいただきました。
参加した生産者からは,中干しや出荷調製時の篩い目,色彩選別機の効果,草丈や葉色に応じた追肥など積極的な質疑がありました。
水稲新品種「つきあかり」は,早生良食味の多収米で,JAみやぎ登米が輸出や業務用向けに今年から本格作付けを推進し,作付面積が112haと大きく伸びています。普及センターでは,今後も多彩な米づくりを支援してまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
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