
令和6年5月17日に、JAいしのまき稲作部会水稲乾田直播栽培現地検討会が開催され、石巻・東松島市の農業者など40人ほどが参加しました。検討会には、東北農業研究センターから講師を招き、乾田直播栽培ほ場を3か所巡回して稲の苗立ち本数や雑草の発生状況を確認し、今後の除草剤の処理時期や種類、水管理などについて説明しました。3月~4月上旬の降雨で播種時期は昨年より遅めでしたが、4月の記録的な高温により出芽や生育は順調で、どのほ場でも十分な苗立ちが確保されていました。参加者は、今後の管理や雑草対策について積極的に質問していました。
また、5月20日には稲作部会矢本支部で普及センター職員が講師として乾田直播現地検討会が開催され、農業者など30人が参加しました。5か所のほ場を巡回し、苗立ちや雑草の発生状況を確認し、今後の管理等について指導を行いました。石巻管内は乾田直播の実施面積が概ね1,000haと多いことから、今後も肥培管理技術等支援をしていきます。