
令和7年5月16日(金)、5月22日(木)にJAいしのまき主催の水稲乾田直播現地検討会が開催されました。
管内の乾田直播栽培のほ場を巡回し、出芽や雑草の発生状況の確認を行いました。今年は昨年と比べて春先は涼しく、稲の出芽時期も例年並みとなりました。生産者からは入水前の除草剤のタイミングや入水の時期について質問があり、稲やヒエの葉齢や苗立ち本数を確認しながら、防除のタイミングを検討しました。農研機構の講師からはノビエ葉齢予測アプリの紹介がされ、生産者は活用に意欲的な様子でした。
乾田直播栽培は県内で普及が進んでおり、石巻地域では令和6年で約1200haの栽培面積となっています。今後も拡大が見込まれますので、安定した収量・品質を確保した稲作を推進するため、地域一丸となって取り組んでいきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999