
気仙沼市廿一地区は、中山間地域に棚田の広がる風光明媚な地域です。
清流「蔵の華」廿一会(会長:熊谷公兵氏、会員12名)では、この地域で酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社(株式会社男山本店、株式会社角星)に全量出荷しています。
5月27日には、同地域にある廿一会員のほ場を会場に、酒米サポーターズクラブ(事務局:気仙沼市産業部農林課)主催の田植え体験会が行われました。
当日は好天に恵まれ、廿一会の会員や蔵元などに加え、東京都や埼玉県からも参加を得て、約50人で田植えを行いました。「田植え定規」や「おさ」という昔ながらの道具で植付けか所の印をつけた後、手作業での田植えに挑戦しました。
参加者は田んぼに足を取られつつも、楽しみながら丁寧に作業を進め、1時間余りで約5aの田植えを終えました。
秋には収穫イベントも企画されています。普及センターでは、高品質・多収に向け、現地での栽培研修会開催など、引き続き支援を行っていきます。
「おさ」による田植えか所の印付け作業
手作業での田植え
田植え後、山並みを背景に
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606