宮城県利府高校では、利府町の特産品である日本梨の花粉交配作業を通じて、郷土を理解し愛する心を培うふるさと学習の推進を図り、地域社会との交流を深めるという目的で開催しています。昨年は天候が悪く、中止となってしまい、2年ぶりの開催でした。
全体集会では、利府高校普通科の1年生40名が集まり、JA仙台東部営農センター職員から受粉作業について説明をした後、利府町内の農業者3名のほ場に分かれて作業を行いました。それぞれの圃場に到着後、改めて園主から作業について説明を行い、各生徒に受粉に必要な道具と梨花粉が渡されました。
風が強く吹き、受粉にとってはあいにくの天候となりましたが、地元農業者や農協職員、役場職員などが生徒を見守り、時折アドバイスを生徒に行いました。めったにできない受粉作業体験に、生徒たちは真剣なまなざしで取り組んでいました。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp