令和7年7月9日(水)に石巻地域畜産振興協議会主催の石巻地域肉用牛共進会が開催され、暑さが厳しい中でしたが、約50名の参加がありました。
共進会には、管内の繁殖雌牛13頭が出品され、発育や体のボリューム、骨格の強さ、和牛としての品位等について審査が行われました。
その結果、第1区若雌の1では、河北・北上和牛改良組合の髙橋 勝さん出品の「あや号」、第2区若雌の2では、桃生和牛改良組合の千葉 晋作さん出品の「さちふく号」、第3区経産では、東松島市和牛改良組合の髙橋 栄さん出品の「みずき号」が最優秀賞として選ばれました。
審査員からは、地元で保留を重ねてきた牛がほとんどであり、宮城県として大切にしてきた優良な点を引き継ぐ牛が多く、地域として良い改良が進んでいると講評がありました。
第1区、2区で入賞した4頭、第3区から選ばれる3頭(1組3頭の群出品)は、9月に開催される県共進会に石巻地域の代表として出品されます。7月末からは巡回指導会、集合指導会が実施され、県共進会に向けた飼養管理の技術向上を図っていきます。