大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では,子供達の健やかな成長に寄与する食育の推進を図るとともに,女性農業者が健やかで生き生きとした生活実現の一助とするために,チーズの歴史や美味しい食べ方,摂取によって期待出来る効果について科学的な知識を習得することを目的とし『チーズを美味しく楽しく研修会』を開催しました。
雪印メグミルク株式会社桜井氏を講師とし,チーズの歴史や種類による製造工程の違い,保存の仕方,健康に期待できる効果など講義を受けるとともに,8種類のチーズを試食しながら美味しいチーズの食べ方について学びました。「乳製品は骨粗鬆症の防止や美肌,老化防止に効果があり,チーズは水分が少ないので効率的に栄養素が摂取できるので,毎日少量ずつでも取り入れるのが良い」とのことであり,参加した会員からは『ナチュラルチーズを初めて食べたが意外と美味しかった』『クセが強いチーズも合わせる食材によって美味しく食べられることが分かった』『自宅でもチーズを使った料理に挑戦したい』などの声が上がり,例年とは異なる研修会の内容となりましたが,参加者からは大変好評でした。また試食をしながら市町を超えて情報交換や交流を深めることができ,有意義な研修会となりました。