「吟のいろは」は,2007年に古川農業試験場で交配された酒造好適米品種で,令和2年2月に品種登録出願公表され,同月に日本酒がデビューしました。
やわらかく・ふくよかな味わいのお酒ができると,県内の多くの蔵元から期待されています。
松山町酒米研究会では,今年度「吟のいろは」を約7ha作付しており,栽培管理技術の早期確立に向け,展示ほを4か所設置し,生育調査を行ってきました。
稔りの秋を迎え,酒造関係者と酒米生産者,関係機関が一堂に会し,栽培状況を視察してもらい,「吟のいろは」に親しんでいただく機会とするため,9月16日(水)に「吟のいろは」現地視察・交流会を開催しました。報道機関を含め,43名が参加しました。
参加者は,稲穂を手に取って籾の充実具合や玄米の心白発現の様子などを確かめ,酒米生産者と情報交換するなど交流を深めていました。
「吟のいろは」の刈り取りは順調に進んでおり,間もなく初検査を迎えます。
<10月1日は日本酒の日!「宮城の純米酒」で乾杯しよう!>
宮城県酒造組合HP https://miyagisake.jp/info/
現地視察・交流会の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225