
JA古川ササニシキ研究会が主催する展示ほ総合検討会が12月21日(水)に開催され,平成23年度水稲作柄について検討しました。
JA古川ササニシキ研究会は,市場が求める銘柄品種「ササニシキ」の作付け拡大と品質の向上を図るため100名以上の農業者で組織されています。
ササニシキは昭和38年に県水稲奨励品種となり,長きに渡って宮城県の主力品種として栽培されています。
研究会では,栽培マニュアルの作成や展示ほ場の設置,現地検討会や講習会を通じてササニシキの栽培技術の向上を図っています。
また,ササニシキの後継品種として期待される新品種候補「東北194号」の展示ほも設置し,検討会の中で試食(握り寿司)をいました。部会員からは,「とてもおいしい。」,「酢飯としての相性が良い。」などの高評価が得られました。
普及センターでは,このような研究会の活動に対し,技術資料の提供や現地検討会での助言など宮城県産米の生産拡大,品質向上を図る活動を継続していきます。
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
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