大和町畜産振興協議会主催による「第４３回大和町枝肉共励会」が１１月２０日に仙台中央卸売市場食肉市場で開催されました。
当日は大和町内の生産者８戸が丹精込めて育てた黒毛和種肥育牛１７頭が出品されました。Ａ５率は７０．６％と市場の年間A5率６５％を上回り，また，去勢の平均BMSNo.(注)は９．１と非常にハイレベルな共励会となりました。
そのような中，高橋三江氏の出品牛が「チャンピオン賞（ＣＰ賞）」を受賞しました。審査員の講評によるとＣＰ賞の枝肉は枝肉重量676.5㎏で，BMSNo.12という枝肉格付の数値だけでなく，サシが細かい点や切開面のバランス，見た目の脂肪質なども良いところが高評価につながったとのことです。
全体を通して，昨年を上回る成績であり，来年の共励会も楽しみな結果でした。
注：“さし”や霜降りとよばれる。１から１２までの１２段階で評価され，高い方が良い
チャンピオン賞を受賞した高橋氏と受賞牛の枝肉切開面
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