
平成31年3月13日にみやぎ総合家畜市場において,大崎市の「若牛会」による出荷子牛15頭の産子検査が行われました。若牛会は,大崎市岩出山及び鳴子温泉地域の和牛繁殖農家15名で組織され,出荷子牛の評価向上を目指して毎月産子検査を行っています。
役員3名が産子検査担当となり,セリに備えてブラッシングなどの手入れが終わった子牛の体高,胸囲及び腹囲を測定しました。また,農業改良普及センターの畜産技術担当は,栄養度判定や体型の美点と欠点を審査するとともに,発育の良否を確認するため体高の測定値を発育標準曲線に当てはめて偏差(σ値)を計算します。
平成30年度の調査(出荷)頭数は,161頭にのぼりました。若牛会では,これら産子検査結果や販売成績に基づき,毎月定例会を開催して子牛の育成方法や交配計画の情報交換を行うなど成績向上に取り組んでいます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910