平成31年産が本格デビュー2年目となる「だて正夢」については,高価格帯の銘柄米としてブランド化を進めており,品質基準をクリアしたものを厳選して,販売することとしています。
しかしながら,低アミロース米であることなどこれまでの米と比べて品種特性が異なることから,高品質で安定した生産にむけた栽培技術の徹底が大変重要となります。
大河原地域では平成30年産米で約13haの作付実績でしたが,平成31年産の作付計画は100haを超えることから,特に初めて栽培する生産者に対して,栽培技術を周知徹底することが必要です。
そのため「だて正夢」の安定生産に向けて,宮城県米づくり推進大河原地方本部,みやぎ仙南協同組合の共催により,稲作講習会「だて正夢」・「金のいぶき」栽培塾を開催しました。
(会場:みやぎ仙南農業協同組合角田営農情報センター,開催日:3月6日)
当日は,古川農業試験場水田利用部の酒井博幸上席主任研究員を講師として,品種の特性や栽培の留意点等について説明したほか,当農業改良普及センターからは平成30年産の水稲作柄概況と平成31年産の栽培に向けた留意点を説明等しました。
当日は100名を超える参加者があり,熱心に受講していました。
平成31年度は現地検討会等も行う予定であり,普及センターとしても安定生産に向けて技術支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138